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家族と過ごす季節、冬の歓び。【いろどりのチェコ vol.14】

【いろどりのチェコ vol.14】一年の節目に感じる文化の違いとは?厳しい寒さの中で見つける日々の楽しみ。

いつまで続くクリスマス!?

この記事が公開される頃、当然日本ではクリスマスの気配は微塵も残っていないだろう。12月25日の深夜に街の装飾を全て正月用に差し替えるお仕事の方々、おつかれさまです。

 

私が住んでいるチェコはというと、25日を過ぎてもまだまだクリスマス一色。広場のクリスマスツリーはもちろん、クリスマスマーケットだって年を越したあとも開催中。

 

日本の感覚からするとかなり違和感があるが、キリスト教の国ではこのスタイルが多いらしい、ということは日本を出て初めて知った。日本はお正月の存在が大き過ぎるのかもしれない。重要な行事がある時こそ文化の違いを感じる。

家族や大事な人と過ごす時間を大切にするという点では、クリスマスも正月も一年の節目の大事な行事であることに変わりは無いけれど。

 


 

ヨーロッパでは、クリスマスシーズンの終わりを1月6日の「公現祭」としている国が多い。

 

12月25日はイエスが降誕した日というのはご存知の通り。公現祭は、そのイエスが公に世に現れた日とされており、クリスマスと並んで重要で、この日を境に所謂クリスマスシーズンはようやく終わりを迎える。アドベントから数えると一ヶ月以上。長いようでいて年末年始がなんとなく慌ただしくあっという間に過ぎてゆくはどこの国にいても同じ。
 

 

一般家庭でもクリスマスの飾り付けを片付けるのは1月6日以降。

私は、少しでも長く生木のツリーを楽しみたいので木が元気なうちは飾っていたいのだが、実際はその頃になると傷んだ匂いを発してくるので、片付けざるを得なくなる。

 

 

 

 

ところ変わればクリスマスも変わる

チェコでは、クリスマスディナーは七面鳥では無いし、プレゼントを運んでくるのもサンタクロースでは無いし、プレゼントを開けるのだって25日の朝では無いし、置き場は靴下の中でも無い。

 

(ディナーは鯉料理、プレゼントをくれるのはベイビージーザスという神様、プレゼントはツリーの下に置かれて24日の夜に開ける。)

 

共通点はキリスト教っていうことくらいで、何から何まで違う・・・!
日本で広まったクリスマスの習慣って完全にアメリカ経由なのだった。

 

 

 
冬の中盤戦

11月から雪が降っていた長い冬も、年を越すとやっと中盤を越えた気がする。
気温が低く曇天の日が続くチェコの冬はなかなか過酷だが、街を眺めると冬ってこんなに美しかったのだ、とハッとする。

 

もうしばらくはこの景色をご褒美に厳しい寒さと付き合っていこう。

 

 

 

文・写真:Noriko Naniwa

Blog:http://www.howtobeczech.com/

Instagram:https://www.instagram.com/nrkn/

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