検索

しあわせの国デンマークへの車旅・前編【ベルギーのかわいいとおいしい vol.7】

【ベルギーのかわいいとおいしい vol.7】2週間のイースター休暇を利用して、家族でデンマークに行ってきました。デンマークがしあわせの国と言われる、その所以とは。

イースター休暇スタート!家族みんなでデンマークへトリップ。 

 

ベルギーでは春に2週間イースター休暇というものがあり、学校や幼稚園はお休みです。
その休暇を利用して家族でデンマークへ行ってきました。(うちの家族構成は30代前半の主人とわたし、6歳と2歳の兄弟です)少し距離はあるのですが、本場のレゴランドに子供たちを連れて行ってあげたかったこともあり、車で行ってきました。車で行くとベルギー→オランダ→ドイツ→デンマークと3回国境を超えます。トラブルもありながら車旅もとってもよかったです。

 

 

しあわせの国デンマーク、はたしてその秘訣とは?

 

デンマークは幸福度の高い国ということは知っていましたし、 HYGGE(ヒュッゲ)という言葉も聞いたことがありました。みんながしあわせに暮らせる社会ってどういう雰囲気なの?行ったらHYGGEを体感できるのかしら?というのが、まずデンマークに行ってみたいと思うきっかけでした。

 

デンマークの人々が日々大切にしているHYGGEは、日本語ではとても表現しにくい言葉のようですが、私の持っている本には「居心地がいいこと」と書いてありました。すごく意味の広いぼんやりとした言葉のように思いますが、考えてみると毎日居心地がいいってうれしいことですよね。


ベルギーにいても寒くて天気が悪くて暗い季節が長いなぁと思うのに、デンマークはさらに北にあり、冬は日照時間が7時間ほどしかないそうです。家の中で過ごす時間がとても多い国だからこそ、家の中での時間を満たされたものにする知恵がHYGGEとして大事にされています。大好きなひとたちとゆっくりごはんを食べる、のんびりする、分かち合う、笑いあう、、、けっして贅沢ではなく、孤独でもなく、背伸びのしない過ごし方がデンマークの人たちのしあわせにつながっているのだと思います。


こうして考えてみると、ベルギーでもレストランに1人で来ているひとはあまり見たことがありません。食事は家族や友人と楽しい時間を過ごすツールで、1人で食べるものではないようです。そりゃ1人じゃおいしくない楽しくないってひとりごはんができないわたしは思います。
そしてデンマークでは残業をみんなほぼしないそうです。それも大切な人と日々時間をいっしょに過ごすためです。(日本の幸福度の低さが少しわかるような気がしてきちゃいます。。。)

 

 

そんなデンマークのひとが大好きなもの、それはコーヒー!

 

デンマークでは、街を歩いているとコーヒー屋さんがとってもたくさんあるのが印象的でした。(日本にたくさんあるスタバは見かけませんでしたが)わたしの住んでいるベルギーにはコーヒー屋さんがあまりなく、おいしいコーヒーにあまり出会えないのです。そんなわけで、コーヒー好きな主人とわたしは、デンマークのコーヒーをとても楽しみにしていました。


行ったのは、コペンハーゲンで人気だというCOFFEE COLLECTIVEの本店です。素敵な小さいお店が並ぶおしゃれな通りの一角にありました。コーヒーを2つとパンを店内で。


「おいしい!」


と先に飲んだ主人がとてもびっくりした顔で言ったので、わたしも急いでひとくち。


「わぁおいしい!」


今まで飲んだ中でいちばんおいしい!感動しました。


うまく言葉にできないのですが、香りも華やかで丸みのある柔らかい味。苦みも酸味も強くないとても優しいコーヒーです。コーヒーで感動するなんて思わなかったのですが、それくらいすごいインパクトでした。コーヒーが苦手な方もブラックで飲んでほしい味でした。店員さんに話を聞くとボリビアでとれたオーガニックのコーヒー豆で、ボリビアで高い品質のコーヒー豆を生産できるようにするためにとても努力をしたそうです。


平日の昼間でも席はほぼ満席で、みんなゆったりした時間を過ごしていました。パンはデンマークのひとが大好きだというシナモンロールと、チーズやバターがついたベーシックなややハードなパン。シナモンロールは甘すぎず、チーズやバターもくせがなく優しい塩分で、コーヒーに合うようにつくられていました。ベルギーに住んでいると、ショコラの甘いパンやチーズもくせがあるものも多いのでうれしかったです。

 

 

店内も木の家具と白い壁のすっきりおしゃれな空間に、大きな灯りが印象的。ベルギーはフランスの影響からかデコラティブな凝ったインテリアが多いので、北欧のすっきりした空間がわたしはやっぱり好きです。ここはもう、いまからでもまた行きたい場所になりました。

 

 

絵本から抜け出してきたような、コペンハーゲンの街並み。

 

 

そしてコペンハーゲンの街並みは想像していた以上にとってもかわいかったです。暖色が外観にたくさん使ってあって、窓が整然といっぱい並んでいます。屋根裏がありそうな最上階なんかに住んだらもう絵本の世界みたいです。歩いていても飽きません。
ただびっくりするほど落書きが多かった、、、それはとても残念でした。あとはセブンイレブンが1階に入ってる建物をよくみかけて観光客としてはそれも少し残念に思いました。コンビニはベルギーにはないのでとってもびっくりしましたよ。

 

 

 

街歩きの途中で毛糸屋さんを見かけました。日本だと大型の手芸店などが多いですが、ベルギーも個人経営の小さい毛糸やさんがちょこちょこあります。コペンハーゲンで立ち寄った毛糸屋さんも、小さく薄暗い店内ですてきなマダムが編み物をしながら店番をしていました。寒く家の中で過ごす時間が長いコペンハーゲンでも編み物は盛んなようです。


毛糸屋さんに寄ったら職業柄毛糸を買ってしまいます。何をつくろうか楽しみです!


今回は、チボリ公園やニューハウン、クリスチャニアといった気になっているスポットは回れなかったので、コペンハーゲンはまた行かなきゃ!

 

 

 

《today’s knitting 》
CONNECTIONS
立体的な丸い輪のつながりが印象的なミトンです。
今年の新作!

 

 

 

ベルギーに来てからというもの、今回のコペンハーゲンのように毛糸屋さんに思わず寄って購入してしまうことも多く、これまでの製作で使っていた日本の毛糸以外にも使いたい糸がいっぱいでてきます。そういう毛糸たちを使って新作を考えています。


まだまだウールで編み物をしていますが、ブリュッセルも暖かい日が増えてきました。

 

 

編み物やベルギー生活の日々のことはinstagram@shiotasunaoもご覧ください。

 


文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)
インスタグラム:https://www.instagram.com/shiotasunao/
HP:http://sunaomittens.petit.cc/

Share
はてなブックマーク

COLUMN

関連記事

おすすめ記事

Follow us!
Follow us!