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味もグラスも千差万別な本場のベルギービール祭りが凄い【ベルギーのかわいいとおいしい vol.3】

本場のベルギービールフェスティバルは種類がとっても豊富! 醸造法も違えば味も色も違う。ビールのグラスもいろいろあって、とにかくたくさん飲み比べました。

 

2016年11月にユネスコの無形文化遺産に認定されたベルギービール文化。

日本でも毎年各地でベルギービールウィークエンドが開かれ、盛り上がりをみせていますよね。

ベルギーでも毎年9月に「Belgian Beer Festival 」がブリュッセルの中心グランプラスでひらかれます。

まさに本場のビール祭り!夜はすごい人になると聞いて、家族で日の明るいうちからでかけました。

夜はテロもこわいしね。

 

 

荘厳な雰囲気の、石造りの建物に囲まれた美しいグランプラスの広場に、白いテントが並んでいます。毎年50個くらいの醸造所が参加していて、今年飲めるビールはこんなにたくさん!

 

 

 

日本ではラガータイプのビールがほとんどですが、ベルギーではランビックやエールビールなど製法もさまざまなものがあって、味も風味も飲み方もアルコール度数もほんとうにいろいろ。

正直ベルギービール初心者のわたしには種類が多すぎてよくわからないし、ガイドブックに載っているさまざまな製法やそれによるビールの違いを読んでも頭に入ってこないので、もう雰囲気と直感でビールを選んで、いろいろ飲んでみることにしました。

 

 

 

まず私は右のピンクのビール。クリークと呼ばれるさくらんぼのビールです。気になっていたけどスーパーで買ったこともなく初めていただきました。

こんなに鮮やかなかわいいピンクのビールなんて!と完全にジャケ買いです。

普段甘い飲み物はあまり飲まないので、だんなさんには「えっこれにしたん?」と少しびっくりされました。

確かに少し甘くてビールというよりはワインのようなフルーティーさがあります。でもおいしい。ベルギービールは日本のビールより濃くて重いものが多いので、ビールをあまり好きじゃない方にはクリークがおすすめです。

ただ、だんなさんの評価はいまいちだったので、ビール好きにはカクテルのように感じて物足りないのかもしれません。

ピンクの見た目からしても女性に似合うなぁと思っていたら、意外と恰幅のいいベルギー男性たちもたくさん飲んでいました。ちょっと意外、、でもなんかかわいかったのでした。

 

そのあともいろいろ飲んだのですが、毎回その香り、味、パンチ力の違いに驚きます。

でもテントを回って直感で買ってくるため、醸造所の名前もビールの名前も覚えられません。アルコール度数も高いのでどんどん酔っぱらってくるので余計にです。

ここで詳しくこのビールがおいしかったと紹介できないのは残念ですが、せっかくの陽気なお祭り、頭を使っていろいろ覚えるよりはその場を楽しむのがいちばん!と思い、覚えるのは早々に諦めました。

 

 

 

飲み比べに加えて、面白いのはそのグラスの形です。ベルギーでは缶や瓶でビールを直接飲むことはしません。それぞれの醸造所が、自分たちのビールを一番おいしく表現できるビールグラスを持っていて、そのグラスにビールをいれてくれます。写真ではわかりにくいですが、この上の写真のビールグラスは、飲み口が斜めにカッティングされているんです。(手前が低くなっている)

なんのためなんだろう?

こういう形はめずらしいのか、飲んでいると「そのビールはどこで買えるんだい?」と何人かに声をかけられました。そういうやりとりも楽しいですよね。

 

 

 

会場にはビールしか売っていないと聞いていたので、ポテトチップスを持参しましたが、ベルギーの方々はビールだけでも平気で飲んでいました。

日本なら唐揚げとかフランクフルトなどの屋台が長蛇の列を作りそうなものですが、ベルギーのひとは純粋にビールを楽しみにきている雰囲気でした。なんかかっこいい。わたしたちは来年はチーズやハム、枝豆も持ってこようと思いました。

 

そして会場の隅では演奏がはじまったり、市庁舎での結婚式をみんなで祝ったりとみんなで盛り上がれる雰囲気もとてもよく、来年もぜひ参加したいと思える素敵なお祭りでした。

 

 

 

 

そして、グランプラスの広場に入る前には手荷物のチェックがあり、ビール祭りの会場に入る際も、下の写真のようにチェックがあり、ちいさいポシェット以外は持ち込み禁止でした。テロが多いベルギーではこういう対策で少し安心できます。

スリも多いのでその対策にもなっていると思います。

 

持って入れない荷物は預けるところがあるのですが、そこはベルギー。

帰ろうとして荷物受取所にいってもなかなか荷物がみつからない。。。番号札があるのだからその数字ごとに荷物をおけばいいのに、きっと適当に置いているので探すだけでたいへん。こういう国民性には慣れてきたし、むしろおもしろいです。

来年はポシェットだけでいきます!

 

 

 

ビールが好きでベルギーに行きたいと思われる方は、ぜひ9月のこのお祭りに合わせていらしてくださいね。

世界遺産のグランプラス、どこを撮っても絵になりますし、なによりベルギーの方々とも気さくに触れ合えてとてもいい思い出ができると思います。

 

文・塩田素直(編み物作家・handmade mittens SUNAO)

インスタグラム: https://www.instagram.com/shiotasunao/

HP: http://sunaomittens.petit.cc/

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