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3 stories_LES TOILES DU SOLEIL篇——第3回「フランスでも日常的に使われるバッグ」

例えば、マルシェ=市場に行く時に。あるいは、ビーチに行く時の着替えを入れて。フランスの女性たちに長く愛されているのには理由があります。私たちの生活にもきっと寄り添う「木底トートバッグ」は、使い込むほどに“育って行く”歓びも与えてくれます。

photograph:Hiroshi Nakamura

 

 

日本では「木底トートバッグ」、フランスでは「サック・ド・ソレイユ」の名で親しまれている『LES TOILES DU SOLEIL(レ・トワール・デュ・ソレイユ)』定番のバッグは、その名の通りに木の板を底に敷いたトートバッグで、内側にポケットが一つ付けられているのが特徴。

木底を用いたそのデザインにしたのは、市場などで重いものを入れた場合でも沈まず持ち運ぶことができるように考えられたものなのだそう。つまり、毎日を暮らしの中から生まれたデザインなのです。

 

タフな作りに、デイリーに楽しんでほしいとの願いを込める

 

この「木底トートバッグ」が、市場に持って行くこと想定して作られていることは、一度手にすることですぐにわかります。

底に沈められた木は取り外すこともできるようにし、生地自体をくるくると巻いてコンパクトにできるようにされています。持ち運ぶのに重宝!

 

毎日使えば、当然汚れます。汚れたら、洗えばいい! と思わせてくれるのもこのバッグの特長の一つ。

太めの糸を用いたコットンだけで作られているため、洗うことで多少、縮みはしますが、それも最初の洗濯時だけ。回を重ねれば縮む心配は、ほぼなくなるそう。とはいえ、その多少の縮みすらも味だと思えるのが、このバッグの魅力のように感じます。何より、自分のバッグという愛着すら感じることができそう。

 

 

 

 

重いものをたくさん入れることのできる丈夫さと軽さと

 

少しハリ感があるのは、ロウ加工されているから。そして、キャンバス織りを採用することで帆布よりも軽く仕上げられています。

日常使いしやすいように考慮されているため、買い物の時など、多くの人たちに重宝され、フランスはもとより日本でも愛されてきました。

 

「木底トートバッグ」のコンセプトは、カジュアルなスタイルに合わせやすいであること。それを素直に受け入れることのできるデザインは、一年を通して活躍させてくれます。

 

バッグに施されたロウ引きは、使い込むほどに取れ、柔らかくなって行くに連れ、身体になじむのを感じることができるはず。そんな経年変化は、この「木底トートバッグ」の持つ魅力。自分だけのものへと少しずつ近いて行くことの楽しみも与えてくれます。

 

 

 

南仏で生まれた『レ・トワール・デュ・ソレイユ』。

現在、国内で展開されているアイテムは、「木底トートバッグ」も含めて日本で作られているそう。確かな縫製に美しくカットされた木の板。フランスらしい明るい、心をも元気にしてくれる色彩としっかりとした日本の技術が重なり合いながら生まれるバッグは、その独特の個性できっと私たちの日常に精彩を放ってくれるはず。

 

(3 stories_LES TOILES DU SOLEIL篇:了)

 

 

木底トートバッグ W43cm(底部分 W40cm)×H35cm×D10cm 持ち手49cm ¥5,800/LES TOILES DU SOLEIL

 

 

LES TOILES DU SOLEIL

オーナー/デザイナー

アンリ・キンタ

 

 

 

フランスのLES TOILES DU SOLEIL(レ・トワール・デュ・ソレイユ)社 社長。テキスタイルデザイナー。家具店や工房を営み、インテリアデザイナーとしても活躍する。歴史ある織物メーカー サン&ガルセリ社を引き継ぎ、その伝統を重んじながらモダンに昇華させた色彩豊かなテキスタイルを提案する。

 

 

LES TOILES DU SOLEIL(レ・トワール・デュ・ソレイユ)

03-6303-2320

http://lestoilesdusoleil.com/

 

 

text : Akira Watanabe

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