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デニムは岡山、眼鏡は鯖江、ニットの生産は・・・【 KNIT from 137 mill.0001】

新潟県五泉市、実は物作りしている人は知っている「ニット」を日本一生産している場所なのです。

 

書いて字の如く、五つの泉が豊かにわきでる里といわれるように五泉は町のいたるところで湧き水が自噴して、豊富な水に恵まれた土地です。五泉はこの水を利用して250年ほど前から絹織物を発達させ、いわゆる着物の白生地の日本三大産地の1つとして栄えてきました。しかし、戦時中、企業整備による転業や大火により多くの織機を失い絹織物は破局的な状況に追い込まれました。その状況の中で織物業者はメリヤス製造業に着目し、転業が進んでいったことが、後にニットの町へと発展させる基盤となりました。

 

 

五泉市にある老舗ニット工場「ウメダニット」


 

私の祖父が創業したウメダニットは、その中でも少し特殊な工場で、横編みニットでスタートしてから、ヨーロッパのパターンドニットを学び、設備と技術を伸ばしていったため、編み機もあり、裁断・縫製のラインもあり、というヨーロッパ型の工場なのだそうです。(ヨーロッパの方いわく)

ニットと布帛などの異素材とのコンビネーションの製品化にも取り組み、パターンドニットによる立体裁断仕立ての確立を計り、洗練された、より付加価値の高い商品を作り出してきました。

 

 


 

そのため一時はニット生産よりも、布帛・ジャージの製品生産のほうが多い時代が続き、私が会社に入った10年前もまだニットのほうが少ない状況でした。

しかし、いわゆる縫製仕事は安い海外労働力へどんどん流れていたため、生地(編み地)からオリジナリティと付加価値を出せる「ニット」の強化に、再度取り組み始めました。

 

 


 

その過程でスタートしたブランドが「WRAPINKNOT」(ラッピンノット)です。

http://wrapinknot.com/

先日18AW展示会を終えましたが、毎回各現場と協力し、戦って、物を創り出す作業を繰り返しています。

 

 

こだわりのニットブランド「WRAPINKNOT」(ラッピンノット)の

18AWコレクション


 

そんな新潟県五泉市、ニット工場、ニットブランドのことを中心に、

私の興味あるものなどを少しずつ紹介できればと思います。

そしてニットといえば新潟県五泉市が日本一ということも少しずつ知っていただき

携わる人がもっと誇りを感じて働ける環境を作っていきたいと思います。

 

東京は桜が満開のようですが、新潟の桜は来週くらいになりそう。

少しずつ春は確実に訪れています。

 

 


 

HIROKI UMEDA

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