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パリ?2 白いアンティークのキャミソールやブラウスを求めてノミの市まわり【Bilitis dix-sept ans-このごろ夢中になったり想ったり (11)】

1980年代はじめの頃に行ったパリの蚤の市で見つけるアンティークレースが素敵な逸品たち。

Bilitis dix-sept ans-このごろ夢中になったり想ったり (11)

ビリティスDirector 星 丈二

 

「パリ?2 白いアンティークのキャミソールやブラウスを求めてノミの市まわり」

 

1980年代はじめの頃。原宿表参道の同潤会アパートの裏手に小さなショップを営んでいたのですが、リニューアルしてオリジナルに加えて白にこだわったレース使いのアンティークの洋服を集めようと思い立ちました。

パリ通いのスタートです。まだ直行便が飛んでいない時代でした。一時ショップを休んで、商品を集めるためにしばらくパリに滞在することになりました。幸い知人がパリに移住していたので、とても助かったのを覚えています。

 


 

白の打ち込みの良いコットン地(エジプシャンコットン)、繊細なローン地、それに麻の生地などにハンドメイドで刺繍や細かいピンタックがほどこされた素敵なキャミソール、ブラウス、ペチコートそれにドレスなどです。もちろんアンティークレースがふんだんに使用されています。

 


 

もともとは貴族が婚姻の際に花嫁と一緒に持ち込まれた部屋着や寝間着なのです。

ほとんどの物に家紋というかイニシャルが刺繍されています。代々大事に受け継がれたものもあるし、未使用のまま残っている貴重なものも当時は沢山ありました。良い時代でした!

 


 

さあ、ノミの市まわりです!

まずはMontreuil(モントルイユ)。今はさらにチープな感じのガラクタや雑貨、古着、日用品がほとんどの市ですが、当時はアンティークのレース物を扱う業者がその中にも何件かはいました。あらかじめ頼んでおくと良い状態のものをたくさん集めてくれました。信じがたいでしょうが本当なのです。

もう物も無いしディーラーの皆さまどうしているのかな!?元気ですか??

 


 

次によく行ったのはVanves (ヴァンヴ)。ちょうど滞在していたのが14区だったので近いし、治安もまあ良い方なので楽しめました。どちらかというとロンドンのアンティーク市に近いイメージでしょうか!洋服よりは雑貨小物をよく買い付けしたものです。こぢんまりとした所なので2、3周して見落としがないか目を凝らしていました。(真剣でしたね…)

 


 

そして大御所のClignancourt(クリニャンクール)。

パリ最大のノミの市です。今は建物なんかも新しくなって通路も整理されて何だか当時の雰囲気が薄れてしまいましたが、あの頃は会場の道に迷うくらいにゴチャゴチャして人も沢山いて熱気にあふれていましたね…。もちろんお目当てのレース物も良い物が集まりました。

 

でもスリに気を付けてね!と言っていたパリ在住の知人自身がアパートの鍵入りの財布をすられてしまったのにはビックリ!油断も隙もありません。駅からノミの市の会場までも怪しさ一杯なので行かれる方は気を付けくださいね、本当に!

 


 

ちょうど雑誌「オリーヴ」がパリのイメージにリニューアルした時期で、よく撮影に使っていただきました。素敵な雑誌でしたね!(オリーヴ少女という言葉が流行ったくらいです)

 


 

思い出は思い出、夢は夢、時代や人はどんどん変わっていく…。

でも好きな世界は永遠ですね!

 

2018 Spring & Summer Bilitis Collection こうご期待!

 


 

Bilitis dix-sept ans

 

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