「旅するデザイナー」がおすすめする旅先でのお土産たち!【vol.13 福島県会津/食べだしたら止まらない!今春新発売の新感覚チョコラスク】

デザイナーならではの視点から、旅先の情報とともにその土地のお土産、雑貨、食べ物などをご紹介します。

 

友人のデザイナーが今回パッケージのデザインをしたという新感覚チョコラスク。もちろんパッケージも可愛いのだけれど、驚いたのがその食感と上品なチョコレートの甘み!

元々、福島県会津の代表的なお菓子といえば「みそぱん」。堅めの生地に会津味噌とはちみつを使っていて、直径は4センチ程度のほんのりと味噌の香りと塩気が感じられる昔ながらの素朴な甘いお菓子。パンと名乗っているものの実態はソフトクッキーといった感じのもの。冬の寒さが厳しい会津の保存食としても親しまれてきたそう。

 

 

なんとこの新感覚チョコラスク、「みそぱん」を焼いた後に厚めにスライスし、更に焼いた後でしっかりとチョコを染み込ませさらに焼く!という3度の手間がかけられているそう。この工程がエアー感を感じさせる絶妙な新食感のサクサクにつながっているんです!

このラスクを作っているのは会津若松市にあるオノギ食品。食べだしたら止まらない、新発売の新感覚チョコラスクはこの春に会津若松周辺のスーパーマーケット、サービスエリア、道の駅などで発売予定です。見つけたらすぐに試していただきたい逸品です。もちろんお土産にもおすすめです。

 

 

 

そんな会津若松に、ぜひ立ち寄っていただきたい不思議な仏堂があるのをご存じでしょうか。その名も「さざえ堂」。もうすぐ春かなと思う時期にも会津若松では大雪が降ることがあります。たまたま訪れた日が雪で、神秘的な「さざえ堂」を見ることができました。

 

 

 

通称「さざえ堂」は、飯盛山「戸ノ口堰洞門」の近くにある1796年に建立された高さ16.5m、六角三層の仏堂です。正式名称は「旧正宗寺円通三匝(さんそう)堂」。この「さざえ堂」、名前の通り中が貝のようになっていて木造建築にも関わらず内部通路がDNAと同様の「2重螺旋」のスロープ構造になっており、摩訶不思議な空間を体感することができるのです。

 

 

 

正面から入ると右廻りにスロープが螺旋状に登っていきます。しかし頂上で橋を渡ると、下りの左回りのスロープに変わり、最後は建物の後ろ側に出ます。螺旋構造な上に一方通行で、登りの人とすれ違うことはないのです。登り降りの坂はやや急で、雪が足の裏に付いていると滑って転びそうになります。大きくはないものの、この不思議な構造は世界中を見渡しても階段状のものは存在するけどスロープ状のものは他にないといいます。16世紀初頭に築城されたフランスの「シャンボール城(世界遺産)」には、レオナルド・ダ・ヴィンチ設計と伝わる「2重螺旋階段」があり、この構想が海を渡って日本に伝わったという説もあるそう。

 

 

 

200年以上前から存在し、世界的にも珍しいと言われている「さざえ堂」。江戸時代にこれだけの木造建築を完成させた職人の技術力が想像を超えていて、ただただ驚くばかりでした。世界中から有名な建築家やデザイナーも訪れるほどだとか。ここには会津の街を見下ろせる展望スポットもあります。なかなか写真と言葉では伝えることができない錯覚のような感覚と、不思議な魅力を春になったらぜひ体感していただきたい。