夏の手土産にぴったりな青い小箱のお菓子【甲斐みのりの隙間の時間】

いつからか私の夏用の洋服かけは、青いワンピースで埋まっています。

 

果てしない空、ゆったりとした水の流れ、夜と朝の間の明け方の時間、生まれ育った家からいつでも見えた壮大な富士山……。青色は、静かで、どこまでも深く、透き通ったイメージ。

 

青色の洋服に包まれると、自分の真ん中あたりにじっと丸まっている強い気持ちが、すーっと幾筋もの光を放ちながら体の中に広がっていくような気がするのです。

 

青色に惹かれるのは洋服だけでなく、小さな雑貨や、お菓子の小箱も。こちらの連載でもかつて取り上げたことのあるチョコレートブランド「RURU MARY’S」の、凛と澄んだ佇まいの菓子箱も、青色が印象的に使われています。

 

定番のお菓子はすっかりおなじみ。さらにはときどきひょっこり現れる、期間限定のお菓子も毎回楽しみにしています。ついこの間は、初夏から夏の間に咲く可憐な花、ポピー、デイジー、ダリア、スズランを箱に描いた、夏限定のお菓子が登場しました。

甲斐みのり
「ルルサブレ」の箱。左から、デイジー、ダリア、スズラン

 

さっくり口の中で優しくリズムを刻む「ルルサブレ」は、マカダミアナッツと、ヘーゼルナッツの2つの味が。ダリアの箱にはマカダミアナッツのサブレが3枚、スズランの箱にはヘーゼルナッツのサブレが3枚、デイジーの箱には2種類の味が5枚ずつ、入っています。他に、2種類10枚ずつのポピーの箱も。

甲斐みのり
ダリアの箱にはマカダミアナッツのサブレが3枚

 

甲斐みのり
スズランの箱にはヘーゼルナッツのサブレが3枚

 

甲斐みのり
デイジーの箱には、マカダミアナッツとヘーゼルナッツのサブレが5枚ずつ

 

 

5月1日にスズランの花を愛する人に贈るフランスの習慣にならい、大切な人にさりげなくなにげななく、このお菓子を手渡しても。

 

もうひとつ、野山に咲く花を描いた缶に入った、国産バターとフランス産のロレーヌ岩塩を使用した厚焼きの「ルルガレット」は、青い光が差し込む夏のお茶の時間にぴったり。ぽってりとした生地をざくざく噛みしめるたび涼やかさが増し、ふんわり香るラム酒がアクセントに。食べ終えたあと、缶の中には、夏の思い出を閉じ込めましょう。

甲斐みのり
缶入りの「ルルガレット」。ざくざくとした食感のガレットが4個入っています

 

青いワンピースをまとい、青い小箱のお菓子をおみやげに抱えて、友の家まで出かける、青い夏の夕暮の心地よさを思い浮かべながら……さっくり、ざくざく、お茶の時間を過ごします。

甲斐みのり
夏の贈り物用に「ルルサブレ」をまとめ買い