たとえそれが売れなかったとしても、可愛い!と思う物をつくりたい【Creation Column -Vol.49-】

何回かコラムを掲載していただいて、「読んだよ!」と、声をかけていただいたりする事も増えてきたので、ここら辺で作品について少し真面目な話をしたいと思います。

 

お人形というと、ラブリーでかわいらしいというイメージが先行し大人っぽいアイテムとしてはちょっとかけ離れていると思っていた私。

自分で持てるようなクールでスタイリッシュで大人っぽい雰囲気で、尚且つ服が好きなので服装をメインにアピールできる人形を作りたいと思い、愛でるだけではなく持ち歩いて自慢できる他にはないオリジナルの特徴を兼ね備えたバッグチャームを作り始めました。

 

そして5.6年前のあの時からノンストップで作品を作り続けました。

 

1番最初のwebオーダー会からはじまり、

谷中にあるHOWHOUSEさんでの初個展、

憧れだったイベント「iromonomarket」への参加、

青山にあるヘアサロンCALEIDOさんでの周年記念のチャーム制作、

全国各地でのワークショップ、

LUCUA1100、

新宿伊勢丹への出店、

セレクトショップやブランドとのコラボ作品、

FUDGEオンラインでのお取り扱い開始やそれに伴う雑誌掲載などなど、、

全部が全部Ruminyが成長する上で欠かせないお仕事で本当にいい経験をさせて頂きました。

その経験を逃すまいとイベントもできるだけお断りせずに入れるようにして毎日毎日家でひたすら作り続けました。

それと同時に新しいデザインやアイテムを考えつつもノンストップで作り続けました。

そしてそんな生活を毎年続けていたわたしの脳も限界がきてしまいました。

 

「みんなが何を求めているかわからない」

 

この負のスパイラルに陥ると全てがよくわからなくなってきてしまうんですね…不思議ですね…

そんなタイミングでゆっくり考えられる時間ができたので、(滅多に弱音は吐かない人間ですが)友達に相談したり、今後の自分の取り組み方や作品に対する思いなど色々思い返したり、のんびりしてみました。
久々に。

 

そうしてぼんやり出た答えは
「とりあえず自分の好きな物を作ろう」
でした。

 

リアルな話もちろん売れてはほしいです。
趣味ではなく仕事として取り組んでいるので
それはもちろんです。

しかし、他人の目を気にしすぎて自分の芯がブレたら、そんなブレた作品を買ってもらうのは申し訳ないですし、
自信作として世に出せません。

流行り廃りを取り入れるのはもちろん大切ですが、
自分の作品が売れ筋に寄っていくのではなくあくまでもRuminyがかわいい!と思って注目されないと自分には意味がないのです。

 

好きな物を作って、たとえそれが売れなかったとしても、
それでも自分が可愛いと思っている物をつくりたい!
こう思えたのも1度立ち止まれたからでした。

毎日毎日必死に作り続けているだけだとこういう
根本的な事を忘れてしまうのですね。
人間余裕がないとやはり壊れてしまいますね。

 

ただただ作る事が好きなのでこれからも
細く長く作り続けていけますように…!!!

ちょっと長くなりましたが
最後まで読んでいただきありがとうございました。

写真が文章に全然取り込めなかったので寂しい時に見返すお客様スナップおすそ分けです。
いつも本当に可愛いく使って下さりありがとうございます!