STAY HOMEのお供に、大好きな写真集を【Creation Column -Vol.83-】

STAY HOMEをしているいま、本と共にする時間がさらに増えたので
今回はわたしのだいすきな写真集シリーズを紹介します。

 

[PHOTOGRAPHIE]はフランスで1930年〜1940年まで
1年に1冊ずつ刊行された写真年鑑です。

第二次世界大戦のために1941年号からは休刊となり、
終戦後の1947年に1冊だけ復刊。全部で11冊のシリーズです。
ここにあるのはその内の7冊。コンプリートまであと4冊…!!

 

 

こちらは創刊の1930年号。
もっとも入手が難しいとされている号ですが、1980年に復刻版が出ました。

 

 

[ARTS ET METIER GRAPHIQUES]は、
グラフィックデザインを専門とした、アート誌、出版社。

この[PHOTOGRAPHIE 1930]は、雑誌の16号として写真のみを扱った特別号。
この号の評判が良かったために、その後もシリーズとして1年に1冊だけ
特別号として刊行されるようになりました。

以下、各号からランダムにお気に入りページを。

 

Max Bruchartzの代表作。
バウハウスに学びモダンデザインのパイオニアの1人に数えられている写真家・デザイナー。
この写真のレイアウトも、憎い…!

 

 

ファッション写真の元祖といえる有名なエドワード・スタイケンの作品も収録。
東京でも展示をしていたので、この写真に見覚えがある方も多いかと思います。
エリオグラヴュールと呼ばれる、現在ではフランスの無形文化財に登録されている技術で印刷。
インクの深みがたまらん。

 

 

わたしのだいすきなモチーフであるトランプも、Emmanuel Sougezにかかればこの通り。

 

 

見慣れたマン・レイの写真でも、撮影当時の紙と印刷ならではの良さで新たな発見が。
紙と印刷はその時代の空気まで運んでくれるよう。

 

 

あまり聞き慣れない写真家の素晴らしい写真を知るきっかけにも。
それにしてもこのレイアウト…写真を見比べると、じわっときませんか…?♪

 

 

ビル・ブラントの写真を並べて、鳥が少女を見つめているような構成に。
白と黒の対比も素敵。
こんなふうに写真の選定やレイアウトもこの写真集の見どころの1つ。

 

 

すべての号がリング製本で写真の景観を損なうことなく堪能できるのも
この写真集の大きな特徴。

 

 

巻頭にカラー写真が掲載された号もあります。
それにしてもマン・レイは素晴らしいな。

 

 

すべての号のすべての写真を紹介したいくらい本当に素晴らしい写真集なのですが、今回はこのへんで。
機会があれば手にとり、じっくり見てみてくださいね。

みなさん、それぞれのリラックスタイムを過ごして乗り切りましょう★

 

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