「旅するデザイナー」がおすすめする旅先でのお土産たち!【vol.34 岐阜県/澤田屋の栗きんとん】

江戸時代の五街道のひとつに中山道という街道があります。京と江戸を結んだものです。中山道は木曽を通るので「木曽路」とも呼ばれ、参勤交代や大名や皇族にも盛んに利用されました。約540kmの街道に69ヶ所の宿場が置かれ、そのうち11宿が木曽にあるのだそう。今回、その中でも大きく街並みが残されている、岐阜と長野の県境に近い宿場町「妻籠宿」にいってきました。

「妻籠宿」は全国で初めて古い町並みを保存した宿場町。古い建物や常夜燈、水場も残されており、宿場の面影が想起されます。幕府や領主が決めた法度や掟書などを木の板札に書き、高く掲げておく高札場も復元され、江戸時代の民家も残っています。まるで映画の中に迷い込んだかのような街並みが続きます。

ここでふと気になるお店を見つけました。入り口には「栗きんとん」の文字。ここは長野県ですが、すぐ近くに岐阜県中津川市があります。中津川市は「栗きんとん」の聖地とも言われる場所。市内には「栗きんとん」のお店がたくさんあります。ここ「澤田屋」は中津川市に本店と工場があるのだそう。商品の説明を受け、「栗きんとん」のあまりの素朴さ、美しさについ購入!お土産にオススメなものをいくつかご紹介いたします。

木曽路が描かれた包装紙が素敵です。ちょっとこんな渋い箱に入れてみたり。

今回購入したお土産はこちら。ひとつひとつ丁寧に包まれています。左から、つまごの秋柿と栗、栗きんとん、雪こごり。

左が栗きんとん、右がつまごの秋柿と栗。素朴で美しいです!自然の恵みいっぱいの御菓子です。

柿をぱかっと切ると、なんと!中から栗きんとん!もう芸術の域です。

こちらは雪こごり。笹の葉を開くとなんと美しい!山の雪どけの雫を表現した御菓子なのだそう。ふるふるの葛がふんわりと栗きんとんを包んでいます。

 

澤田屋の栗きんとんは、最高級の国産の栗の実を木曽の和菓子職人達が、創意と工夫をし、風味、香りを活かし、自然の旨味を長年にわたり守り継いできた御菓子なのだそう。栗の実100%で作られていて、上品な栗の香りと少し粒が残った食感が贅沢で絶妙です。

いろいろとご当地ソフトクリームを食べていますが、この妻籠宿にある栗きんとんソフトは絶品!こんな高級感のある栗の風味が香る滑らかなソフトクリームは食べたことがありません、、。

 

驚くことに、妻籠宿では今も人々が生活していて、住民が住みながらこの景観を守っているとのこと。観光地ではありますが、住宅地でもあるのがこの妻籠宿なのです。都会から少し離れて、ゆっくりと江戸の暮らしや街並みを体験したい方にはオススメの場所です。

 

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