ADER.bijouxデザイナー英里・リストリのパリ日記(5)「屋根のない美術館へ 週末のショートトリップ」

日差しが強い夏日が続くフランスですが、日本の皆様いかがお過ごしでしょうか。

個人的には、この夏初の出産という人生の一大イベントを控えており毎日自分の変化とお腹のべべの成長を感じてワクワクしているところです。

妊娠9か月になった先日、”屋根のない美術館”と言われる美しい街ベルギーのブルージュへ、夫婦2人きり出産前最後の旅行に出かけました。

パリから2時間半ほど、ブリュッセルでの乗り換えを経てあっという間にブルージュへ。

街は小さいけれど、中世の雰囲気が残っている街並みはどこを歩いてもとっても素敵。石畳の道も少し歩きずらいけれど、チャーミングな風景を作ってくれます。

ブルージュの美しさは、なんといっても運河、古い建物と植物が織りなすこの景色。

もはや絵画の中を散歩しているような気分!

運河沿いにはたくさんの白鳥が生息しているロマンティックな公園があったり、

日が沈むと、また違ったドラマティックな景色を見せてくれたり。

運河沿いはどこを歩いても本当に気持ちよかったです。

週末に運河沿いで開かれているブロカント(かなり小規模ですが…)にも偶然行くことができました。

レンガ造りの建物、ギザギザに装飾された屋根もレトロでかわいく、パリの白く統一された雰囲気とはまた違ってとても味があります。

こじんまりとしたグルーニング美術館ではヤン・ファン・エイクなどフランドル派の作品が展示されています。

中でもお目当てだった奇才ヒエロニムス・ボスの絵。終始写真のティーンが中央を陣取っていて困りましたが、なんとかちゃんと鑑賞することができました。

鮮やかな色彩と独特な表情をもつ初期フランドル派の絵画、面白かったです。

旅の最後はベルギーワッフルで締めくくり、心もお腹も満たされました。

そんなわけで、この旅はヴァカンスに出かけられない今年の夏の最後の旅行となりました。

海と白い砂浜が恋しいですが、それはまた来年の楽しみに…。

それでは、また。

À bientôt 

Eri RISTORI

Profile:英里・リストリ
ADER.bijoux デザイナー。
フランス、パリ在住。
「艶やかな女性の時間を彩るアクセサリー」をブランドコンセプトに掲げ、
伊勢丹新宿店に直営、全国のセレクトショップに て展開中。
instagram:@ader_eri

http://ader.jp/