1枚の写真に込める手間ひまと想いとアレコレと。【Creation Column -Vol.34-】

引き続き、6月に開催されるMICHU COQUETTE POP UP に関するお話に関連して。

今回は、「それって無駄な努力かな?というピンポイントの疑問」について。

「無駄な努力」…なんて切ない響きのワードですが、

これは自分に向けたふとした時に感じる言葉です。笑

平成から令和に変わっても、SNSを使って情報を発信する時代は変わらず続いています。

 

こちらでチラッとかつて運営していた自身のHPについて触れていましたが、

まだInstagramもTwitterもなかったので、HPは大変重要な役割だったと認識していました。

 

”HPはネット上の名刺の役割であり、

自営ブランドのHPを持ってないのは信用されにくい”、とか

”HPを訪れたお客様は1秒でそこに滞在して先まで見るか、サッと去るか決めるので、

トップ画像をいかに可愛く作るか”、など言われていました。

 

それと同時期に、mixiが流行っていたので、たくさんマイミクさん作ったり、サークル作ったり、

その後は”可愛いblogをやっているのがステイタス”的な期間を経て

今はInstagramとTwitterの2台巨頭が出て来て今のところ不動に定着していますので、

私もHPもBlogも辞めて2台巨頭を使ってブランド運営をしています。

ポストカードの可愛いダイレクトメールを作る必要性も感じなくなりました。

 

HPを作るより、またそれよりもっとお手軽なDMを作るより、

インスタはずっとずっとお手軽なはずなのですが、

そこで私の「無駄な努力」が顔を出します。

それは「1枚の画像をUPするのに一体どんだけ時間かけてるんだ!」って事なんですが…。

構図、配置、明るさ、光の向き、物の分量、カラーバランス…と、

撮影そのものにも相当時間がかかるのに、

次は画像調整で背景ピンクを少し濃くしたり薄くしたり、明るさを出したりグンと抑えたり、

空白を少なくし迫力を出すか空白を多めに控えめにナチュラルさを出すか…、などなど、

いじり出すとキリがなくて、なかなか終わりが来ません!

自分でも簡単に府に落ちないのです。

 

自分は比較対象の画像があるから変化が分かるけれど、

第三者からしてみると、たぶんbefore〜afterも同じに見えてしまうのかな、

と感じる事は少なくありません。

 

それでも自分が腑に落ちるまで続けてやってしまう。

 

そしてやっとUPしても、「あ~~あっちの方が良かったかな」って直ぐ後悔したり。

思うように(お客様の)反応もない。笑

 

そうすると当然軽く落ち込みますが、それでもまた次も同じことをやっています!

何なんでしょう!

 

そして、このレベルの”いじり”の留まっていないのが、今回のPOP UPの告知画像の数々です。

モデルさんや撮影スタッフさんを交えてたくさんのビジュアルを撮影したので、

尚更私の中の熱いハートが燃えていて、もっと可愛くお披露目したい、

楽しんでもらいたい、驚いてもらいたい、などという思いからの

画像いじりは本当に留まることを知りません。

 

その一例がこちら。

左上が撮影の際、私がデジカメで斜めから撮ったものです。ガムテープとかもがっつり見えていますね。

それをPhotoshopで、まずはスタイリストさんがカラーコーディネートして、

セットしてくださったカラーに従って背景を伸ばして作りました。(右上)

 

ちょっとピンクにしてみたらどうかな?

とやってみたら、ちょっと違うな・・・となり即ボツ。(左下)

 

花柄の壁紙だったらどうかな!と一人テンションが上がり、Illustratorでお花のパターンを作る。

このお花は、撮影の時に使ったバラなので、ここも完全にオリジナルですし、

薔薇もきれいにくり抜く作業から始めたのは言うまでもありません。

 

そして薔薇の大きさや感覚を微妙に変えたりして、さらに薄いピンクの背景に薄いドットを混ぜる。

そして透過調整し、2次元ぽくならないように、人に影を加える。

 

更にドールチャームも他の画像から持って来ました。

そうすると、言葉がなくてもこの一枚の画像で、

それこそ1~3秒くらいでニュアンスが伝わるのではないかと思いました。

 

しかし、ここまでやると、「客観的な目」の純度が悪くなり不安は無い訳ではないけれど、

もう「ねぇ見て~~!!」という気持ちの方が前に来てやっとSNSにUPします。

 

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が、

スタンフォード大学の2005年の卒業式で行ったスピーチの中で言いました。

「Connecting The Dots・点と点をつなげ」と。

あまりに有名な格言です。

 

無駄な努力ではないと思いたいけれど、しかしもっと効率の良いやり方はないのか…。

その間に、アクセサリーが何個か作れたのではないのか?と自問自答します。

ただやはり何でもやってみないと良し悪しが分かりませんからね!

当然、義務感というのは全くなく、やはりこういう事が大好きだし、

他の方に自分がどう見えてるかわかりませんが、

かなりのエンターテインメント気質を自分で感じています。笑

やるなら絶対楽しんでもらいたいし、自身も楽しみたい!っていつも思っていますね。

 

だから次もまた、あれこれあーでもないこーでもないとやってしまうんだろうな…と、

そう思います。