冷え込むニューヨークの冬は、友人宅でゆったりとし たひとときを。【My Favorite New York vol.8】

2月のニューヨークは本気で寒い。気温は、例えて言うなら北海道。3月末まで雪が降ります。

去年は4月にも大雪の日があって、さすがに参りました。毎年「寒いのはもう飽きたね」が、ニューヨーカーの冬の挨拶です。本当に。

それでも、冬は冬の楽しみがあって、この日は70~80年代のファッション雑誌を見る会 と称して、帽子デザイナーのローラのマンハッタンのアパートへと出かけました。

ローラはオランダ生まれのパリ育ち。彼女の「LolaHats」(http://www.lolahats.com)は、made in Brooklynの人気のブランド

です。

ローラのおもてなしは、手の込んだ料理はないけれど、セッティングがいつもおしゃれだなあって思うのです。ペーパーナプキンをカトラリーに結んでみたり、お皿にクッキーを縦に積んでみたり、発想がフランス人?毎回感心します。

間接照明とキャンドルを上手に使った照明も、室内を温かい雰囲気にしてくれて。

食事が一段落してお腹が満たされたら、次はおしゃべりタイムです。話題はファッションから政治まで様々。それと、70年代や80年代のニューヨークのこと。当時のことをよく知るローラの話はとても興味深くて、みんな質問がとまりません(笑)。

イヴモンタンの古いレコード。

1847年のフランス・エル。それぞれにパラパラとページをめくりながら、(大人たちが)ああだ、こうだと当時のファッションの話に花が咲きました。

家具メーカーにお勤めのデビッドは、おもむろにバッグから毛糸を取り出して、編み物をはじめました。実は、冬になるとローラのアパートではワインを飲みながらニットを編む会というのをやっています。手を動かしながら、食べて飲んでおしゃべりする会は、寒い冬ならでは、の集い。編み物がテーマだけれど、それは口実で、実際はそんなに手は進みません(笑)。

This is Lola。昨年末にブルックリンのサーモン工場でばったり会った時のローラ。

この時に、「家の片付けをしていたら古い雑誌が出てきたから、それを口実にみんなを呼ぼうかなと思っているのよ」って声をかけられて、もちろん行くわ!と答えました。

 

冬のニューヨーク、外は寒くて、歩いているだけで肩に力が入ってしまうので、大げさなパーティより、こんな小さな集まりがほっこり温まってよいのです。