
着る人の心に寄り添う、オーガニックなアンダーウェア。
お肌がよろこぶ肌ざわりと、無駄を削ぎ落したシンプルな佇まい。モデル兼デザイナーとして活躍するサンドバーグ直美さんが手がける『hazelle(ヘーゼル)』は、着る人の心に寄り添う、ノンストレスなアンダーウェアブランドです。
きっかけは、日本育ちの直美さんが高校時代に出会ったフランスのアンダーウェア。それまで日本人の学生が手に取りやすい下着と言えば、レースやフリルのデザイン、パッドは厚く、ワイヤーとカップは硬いものばかりでした。それを当たり前と思って育った直美さんにとって、フランスの女性が着る、体形やフェミニンさを主張しすぎず、それでいてとてもエレガントなデザインのアンダーウェアは衝撃そのもの。自分のためのアンダーウェアをファッショナブルに着こなす女性たちがとても魅力的に見えたのだそう。
そのとき抱いた「下着の定義を考え直したい」という気持ちを大切に、NYでの生活を経て、アンダーウェアブランド『hazelle(ヘーゼル)』をスタート。オーガニックな素材、ストレスフリーな着け心地、シンプルでエレガントなデザインをベースに、製作のプロセスにおいても環境に負担の少ない方法を選択するなど、誠実でエシカルなものづくりを続けています。
『hazelle(ヘーゼル)』のアイテムにワイヤーと金具は使われておらず、ゴムも伸縮性のある糸を代用。徹底的に身体への負担を軽減させつつも、バストやヒップはやさしくサポートしてくれるデザインにこだわっています。

見せたくなる洗練デザインで、身体も心も心地よく。

肌にふれるいちばん近いおしゃれこそ、好きなもの、心地よいものを身につけたいもの。ときめきと心地よさに包まれるとびきりのインナーを、他でもない自分のために、春のワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
photograph:kimyongduck
styling:Rina Taruyama
text:Sakura Komiyama