新たに迎えるステーショナリーは、『DANESE(ダネーゼ)』と『SCHONDSGN(ショーン・デザイン)』の長く愛せる逸品を。

春からの新生活には、ステーショナリーも一新したい。イタリアを代表するデザインブランド『DANESE(ダネーゼ)』と、米国高級ペンブランド『SCHONDSGN(ショーン・デザイン)』からとっておきのプロダクトをセレクト。

ブルーノ・ダネーゼとその妻ジャクリーン・ヴォドツによって1957年にミラノで設立され、主に日用品を扱う小さなショップだった「DANESE(ダネーゼ)」。’60年代にはイタリアンデザインにおいて重要な役割を担うほどの地位を確立するも、1991年に閉鎖。しかしその10年後の2001年にミラノ・サローネで復活を遂げると、ダネーゼ夫妻のフィロソフィーを受け継ぎ、世代を超えて支持され続けるデザイナー・プロダクツを今も発表し続けています。

イタリアンデザインを象徴するタイムレスな名作

Timor 万年カレンダー各¥20,000/DANESE(クワノトレーディング)

今回ご紹介する万年カレンダー「Timor(ティモール)」のデザインを手がけたのは、DANESEブランドのビジュアルイメージを担っていたプロダクトデザイナーのエンツォ・マーリ。1967年に発表されたこのプロダクトは、DANESEを代表する名作として50年以上の時を経た今でも世界中で愛されています。

このデスクトップ用万年カレンダーは、数字のプレートを回してボディに隠して日付けを表示。文字板の書体にDANESEの印刷物には欠かせないとされるHelvetica(ヘルベチカ)を採用したグラフィカルなデザインが特徴です。

また、一度目にしたら忘れられない標識のような造形も印象的。ステーショナリーとして実用性がありながら、インテリアデザインとしても充分な存在感を放ちます。

 

タフなボディにしなやかな書き心地、経年変化も楽しんで

エンジニア、プロダクトデザイナーのイアン・ショーンが2012年にスタートした高級ペンブランドSCHONDSGN彼が作りたかった「毎日使うもの」「長く使えるもの」という条件を満たすものとして、金属のみでできたシンプルなペンを製作。2012年に最初の2000本が完売するとSNSで話題となり、現在ではアメリカ国内15店舗で販売されています。

何よりショーン・デザインの製品は全てイアン・ショーン自身の手作業で作られているということに、驚かずにはいられません。

万年筆(真鍮)¥28,000、(ブラック)¥22,000/ショーンデザイン(ハイタイド)

金属無垢材を削り出して作った丈夫なボディに、しなやかな書き心地の大きなペン先を備えた万年筆。使わない時は手の平に収まるコンパクトサイズで持ち運びやすいペン本体に、大きなペン先を採用することで、万年筆らしい柔らかな書き心地を実現。大型のキャップは大きなペン先を収納するためだけでなく、筆記時にはペンそのものを長くするようデザインされています。

またペン先には気密性を保持するためのシーリングが施されています。これによって気圧差によるインク漏れを防ぎ、落下の際にもキャップ外にインクが漏れるリスクを低減。出張などで飛行機での移動が多い人には何ともありがたい機能。

そして特にブラス(真鍮)は使い込むほどに味わい深く変化していくので、日常も特別なシーンも大切に長く使い続けたい逸品です。ユニセックスなデザインなので、男女を問わずギフトとしてもオススメです。

 

新生活を始めるにあたってモチベーションが上がること請け合いの、とっておきの2品。毎日目にして使うことが当たり前になるものだからこそ、時代や流行に流されない長く愛せるプロダクトを選びたいものです。

 

クワノトレーディング

http://kuwano-trading.com/

 

ハイタイド

http://hightide.co.jp/

 

photograph:kimyongduck
styling:Rina Taruyama
text : Yu Konisho