世界基準のデザイナーズチェアを普段使い。アップルも認めた『マルニ木工』の椅子

日本生まれの椅子を世界の定番に。プロダクトデザイナーの深澤直人さんが手がける「HIROSHIMA」シリーズのアームチェア


左から椅子(HIROSHIMA・オーク材)¥128,000、(HIROSHIMA・ビーチ材生地張り)¥134,000/マルニ木工

広島の老舗家具メーカー『マルニ木工』のプロダクトは世界基準。匠の技が生んだ堅牢さ、そして100年使っても飽きのこないデザインで作り上げる日本の美しい家具を発信しています。その魅力はあのアップルも魅了されたほどです。

『マルニ木工』では、世界的に活躍する国内外のデザイナーとタッグを組みシリーズを展開。プロダクトデザイナーの深澤直人さんが手がけるシリーズ「HIROSHIMA」はシーンにこだわらず、あらゆる場所でずっと長く使えることを想定したシンプルで精密な構造ながら、工芸的な温もりも感じられます。

アップルの新社屋でも使われているアームチェア

アームチェアは、日本らしさと世界のスタンダードを融合したデザインに。深澤さんいわく、今までに世界の定番となってきた木の椅子にはデザインというよりは工芸的な手作りの温もりがあるそう。そして日本の木製製品にも同じような工芸的な要素はあるけれど、特に檜を中心とした無塗装のものには、精緻で、神々しい清潔感が。人間的な温かみがありながら、精緻で清浄なイメージというのがこの椅子の目指すものだったそうです。このアームチェアの美しい造形はアップルも惚れ込み、カリフォルニアの新本社「アップル・パーク」でも数千脚が使われています。

『ミナ・ペルホネン』のファブリックをプラス

同じ型で『ミナ・ペルホネン』が開発した経年変化を楽しめるファブリック“dop”を張った、アームチェアもお目見え。小さなドットの刺しゅうが集まり、輪を描いたdop -tambourine-は『ミナ・ペルホネン』の代表する柄のひとつ。両面モールスキンのダブルフェイスによる生地を使っているので丈夫で、経年変化によって裏面の色が現れるのも魅力になっています。

シンプルなチェアも、おしゃれなファブリックの張座もどちらか選べないほど魅力的。一生使っていける定番だから、さまざまなシーンをイメージしながらセレクトを。

マルニ木工
https://www.maruni.com/jp/

photograph : Kim yongduck
styling : Rina Taruyama
text : Momoko Yokomizo