『TOJIKITONYA(とうじきとんや)』の鍋や茶器で、冬の食卓をほっとあたたかく。

現在の時代にフィットする新しい陶磁器製品を生み出す『TOJIKITONYA(とうじきとんや)』。おうちタイムが楽しくなるスープポットと焙じ器をご紹介します。
焙じ器¥3,500、伊賀耐熱スープポット¥4,000/TOJIKITONYA (ZUTTO)

 

魅力あふれる日本の陶磁器を、現代の暮らしに合う形で表現

あたたかいものが恋しくなる季節。お鍋のふたを開けるとき、いつもより丁寧にお茶を入れたくなったとき。とっておきの器があれば、なにげないおうち時間がもっと豊かに楽しくなりますよね。

焼き物の産地においても昔ながらの技術や職人が急減している中、日本の食文化の歴史とともに歩んできた陶磁器産業の優れた技術や製品を継承していきた いとの想いをもつ『TOJIKITONYA(トウジキトンヤ)』。陶器の産地が多い東海地方を活動の拠点とし、地域の製造業者やデザイナーとともに新しい 陶磁器製品を生み出しています。

使うほどに素材や産地を身近に感じられる伊賀耐熱スープポットは、スープ好きにおすすめの逸品。取っ手のフォルムが滑らかで美しく、内側は艶のある釉薬が施されています。フラットな蓋はしっかりと蒸気を内部に留めて、食材の持つ美味しさをふわりと引き立ててくれます。

 

伊賀耐熱スープポット¥4,000/TOJIKITONYA (ZUTTO)

おいしいスープとお茶の時間をもっと楽しく。

 

もちろん熱々のスープだけでなく、煮込み料理や蒸し料理などにも大活躍。1人用~2人用の鍋として食卓にそのまま置けるデザインで、日常使いはもちろん、ちょっとしたおもてなしにもぴったり。全体が熱くなりやすいので、熱した後は素手で触らず、鍋つかみやふきんを使い、鍋敷きの上に置いて下さいね。

製造は、焼き物の産地、三重県の伊賀。伊賀の地層である古琵琶湖層から採れる陶土は非常に耐火度が高く、耐熱陶器に見合う土として知られてきたのだそう。蓄熱・保温に大変優れていることと、ざらりとした手触りがなによりの特徴です。また、伊賀土には遠赤外線効果があるた め、食材の旨味を引き出し、料理をまろやかに仕立てると言われています。自然の原料の他には特別な耐火成分を使用していないため、普段使いでも貫入(表皮の亀裂)が入りやすい特徴が。貫入が入った場合でも、使用上には支障はないため、使い込むほどに変化していく自分だけの風合いを体感しながら楽しめます。

 

焙じ器¥3,500/TOJIKITONYA (ZUTTO)

 

魔法のひと手間でいつものお茶を一段とおいしくしてくれるのが、古くからある日本の台所道具、焙じ器。焙じ器とは、ほうじ茶などの茶葉を焙煎するための茶器のこと。ひと手間といっても、直接茶葉を入れてガスコンロにかけて、弱火でゆっくりとローストするだけ(日本茶や紅茶で約1分、烏龍茶で約2分)。シンプルな手順で、香ばしい香りがふわりと広がる炒り立てのお茶を楽しむことができるんです。

伊賀の産地内で採土される天然陶土のみを原料に使用し、茶葉を入れる口は入れやすいように広く、持ち手部分は空洞になっているため、炒った後の茶葉を急須に移す時にもこぼさず安心。風合いと用途と形状に無駄の無い完成された逸品で、耐火度、蓄熱、保温にたいへん優れているのだそう。焙じ茶だけでなく、その他のお茶や胡麻はもちろん、コーヒーの生豆、ナッツ、塩、ぎんなん、玄米を炒るのにも使えるので、ひとつあれば重宝間違い無し。

色褪せることのない、古くから愛されてきた日本の製品。ひとりのときも、おもてなしにも。冬のおこもり時間に欠かせないパートナーになりそうです。

 

ZUTTO
photograh: Kim yongduck
styling: Rina Taruyama
text:Sakura Komiyama