口に含んだものが格段に美味しくなる、魔法の木の棒

一見、何気ない木の棒ですが、だまされたと思って口に含んでみてください。アイスクリームがなめらかな口当たりに! 愛らしいマドラーとしても活躍します。

箸、スプーン、フォーク。実は、口内に入れるカトラリーは口当たりの感触次第で、料理の美味しさを左右することをご存知ですか? カトラリーにザラつきがあれば、口の中には不快感が広がり、滑らかであればあるほど、食材の味が美味しく変わるそうです。なので、料理の美味しさを存分に味わいたいなら、ぜひカトラリーにこだわってください。

 

ただの棒? いいえ、これが美味しさの秘密です!

木工をはじめ、樹脂やアクリル材、コンクリート、紙など、さまざまな素材で制作活動を行う木工作家・西本良太。彼の手がける作品の中で、とりわけユニークなキッチンツールが、この木の棒です。一見、ただの棒ですが、アイスの棒を忠実に再現し、とてもなめらかな口当たりに仕上げています。素材の木はメープルとチェリーの2種。1点ずつ丁寧に削り出して、アイスの棒なのにただただ美しい。

 

ジャムや調味料をすくったり、マドラーとして使うのも良し。でも、こんな美しい棒なのだから、やっぱりアイスを作りたくなりますね! お客様が来たとき、これを添えてアイスクリームを出すのも洒落ています。

 

このアイテムを扱うライフスタイルショップ『HOEK(フーク)』のオーナー曰く、「デザインは小さな頃から馴染みのあるアイスの棒なので、何でもないと言えば何でもないのですが、この何でもない存在をとても綺麗に作る独特な視点に惹かれます」とのこと。確かに、アイスの棒を製作する独自の発想に心惹かれます。

 

アイスの棒(約 W12 × D1 × H0.5cm)¥540/HOEK

 

薄すぎず、厚すぎず。絶妙な0.5cmの厚みとまろやかなカーブがポイント。自宅に数本揃えておくだけで、さまざまなシチュエーションに対応してくれます。何気ない自宅のティータイムというのは、こういったユニークな存在ひとつで、素敵なひとときに変わるのではないでしょうか。

 

HOEK

http://www.hoek.jp/

 

photograph:kimyongduck
styling:Rina Taruyama
text:Tokiko Nitta