あなたならどこで楽しむ?アートに触れて、見て感じて癒されるおすすめスポットと2020年イベント

”アート鑑賞するならやっぱり美術館?”今回は美術館だけじゃない、アートを楽しむ3つのおすすめスポットを紹介します。企画展と合わせてワークショップやトークショーも開催しているのでぜひ参加して、2020年は新春から感性を磨いてみるのはいかがでしょうか?

01 美術館でみる・感じるアート作品

シュルレアリスムと絵画 ―ダリ、エルンストと日本の「シュール」展

神奈川県 ポーラ美術館
https://www.polamuseum.or.jp/sp/surrealism/


Photo:Ken Kato 「シュルレアリスムと絵画」展 会場入口

神奈川県箱根町・ポーラ美術館で、2019年12月15日〜2020年4月5日まで、「シュルレアリスムと絵画」展が開催されています。

この展覧会はシュルレアリスムが誕生した1920年から100年にわたる変遷をたどるもので、日本でのシュルレアリスムの展開や今日に至るまでの影響についてなど、実際の作品を通して紹介していきます。


Photo:Ken Kato 束芋作品展示風景

シュルレアリスム独特の抽象表現や不条理な世界観は、現代日本の映画・漫画界へも大きく影響を与えた概念。「シュール」という不思議で不可解、なのに魅力的な感覚について感じ・考える展覧会です。

トークイベントやワークショップも開催


Photo:Ken Kato 束芋と本展のために描いたウォールドローイング

展覧会の開催に合わせて、ポーラ美術館では以下の日程でトークイベントやワークショップも実施。
2020年は年明けからどっぷりアートに浸かってみてはいかが?

2020年1月11日(土)
新春!シュルレアリスム ヒットパレード ―シュールの笑いを分析する―

アートや美術をわかりやすく、そして面白く解説するアートテラーのとに~さんと、ポーラ美術館の学芸員である東海林さんが対談形式で行うクロストーク。

「シュールな状況や出来事はなぜ笑いにつながるのか―」をテーマに、20世紀において最も影響をおよぼした芸術運動である「シュルレアリスム」を源泉とする「シュールな世界観と笑いの関係」に迫るイベントです。

日時:1月11日(土)14:00 – 15:30
定員:先着100名様
参加費:無料(要当日入館券)
講師:とに~(アートテラー)×東海林 洋(ポーラ美術館本展担当学芸員)

2020年1月12日(日)
第8回ギャラリートーク駅伝

ポーラ美術館のある箱根名物・箱根駅伝にちなみ、学芸員がタスキをつなぐように、1回30分のトークを10回連続で行うギャラリートーク駅伝。

2020年1月12日はフランスで生まれたシュルレアリスムの絵画への広がりや、日本で独自に発展した「シュール」という世界観への変遷、ダリやデ・キリコなどの作品を通して紹介。印象派のモネやルノワールなど、ポーラ美術館を代表する名画も登場します。

作品の見どころや魅力を紹介するトークイベントです。

日時:1月12日(日)往路10:00-12:30(計5回)/ 復路13:30-16:00(計5回)
定員:各回30名様
参加費:無料(要当日入館券)
★各回参加者全員にポストカード1枚プレゼント!

2020年3月20日(金・祝)
シュルレアリスムの技法を楽しむ ワークショップ

当時、シュルレアリスムの画家であるマックス・エルンストが発明したフロッタージュ(こすり出し)やグラッタージュ(けずり出し)といった技法とともに、コラージュ(糊付け)やデカルコマニー(転写法)といった技法も駆使した絵画が数多く制作されました。

これらの技法は、美術の知識や技量に関わらず、誰もが感覚的に実践できることが特徴だそう。エルンストに代表されるシュルレアリスムの画家たちが実践した絵画技法を学び、それらを使った作品を自由に制作するワークショップを開催。

日時:2020年3月20日(金・祝)14:00—15:30
講師:内呂 博之(うちろ・ひろゆき/ポーラ美術館本展担当学芸員)
定員:20名様
*要事前申込:https://polamuseum20200320.peatix.com
会場:ポーラ美術館 講堂
参加費:500円(要当日入館券)

2020年3月21日(土)
香水作りワークショップ「香りの教室」

「モードとアートの香水瓶」展にちなんだオリジナル香水づくりのワークショップ。
展示の舞台である1920年代~1940年代に流行した香りや香料の特徴をはじめ、現代で香水を選ぶ時のコツなども教えてくれます。初めての人でも失敗しない調香の法則で特許を取得しているポーラ化成工業から講師を招いて実施する、オリジナル香水づくり。
(※作った香水は持ち帰り可)

日時:2020年3月21日(土)14:00—15:30
講師:山本 めぐみ(やまもと・めぐみ/ポーラ化成工業株式会社横浜研究所 研究員)
会場:ポーラ美術館 講堂
定員:20名様
*要事前申込:https://polamuseum20200321.peatix.com
参加費:1,500円(制作したオリジナル香水をお持ち帰りいただけます)
協力:ポーラ化成工業株式会社

【企画展概要】
シュルレアリスムと絵画―ダリ、エルンストと日本の「シュール」展
会期:2019年12月15日(日) ~ 2020年4月5日(日)
会期中無休 / 開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)

*詳細はボーラ美術館公式HPから
https://www.polamuseum.or.jp/sp/surrealism/

 

02 ミュージアムショップでさわる・ふれるアート作品

SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMURO
テキスタイルを切って生まれるストーリー

国立新美術館内ミュージアムショップ
スーベニアフロムトーキョー内SFT GALLERY
https://www.souvenirfromtokyo.jp/gallery#snip_snap

東京・六本木の国立新美術館内のミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」のSFT GALLERYで、2020年1月8日(水)〜3月9日(月)までの間、テキスタイルデザイナー氷室友里さんによる作品展示販売会「SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMURO テキスタイルを切って生まれるストーリー」が開催されます。

「YURI HIMURO」はテキスタイルデザイナーである氷室友里さんが主宰する、テキスタイルブランド。

日本とフィンランドでテキスタイルを学び、人と布との関わりを通して「日々に驚きや楽しさをもたらし、豊かにしていくこと」をテーマに遊び心あふれるデザインを生み出しています。


テキスタイルデザイナー 氷室友里さん

会場では「YURI HIMURO」の代表作である「SNIP SNAP」の壁に飾れるアートパネルを中心に展示販売します。

「SNIP SNAP」は、ハサミで表面の糸をカットして柄をアレンジできる生地。

デザイナーが自ら柄をカットするアートパネルシリーズは、アトリエで一つひとつ手作業でつくられるため、同じ生地でも表情が少しずつ異なる一点もの。好きな表情のアートパネルを選ぶのも、展示販売会ならでは楽しみ方!


SNIP SNAP アートパネルは各4,500円〜39,000円(税別)

また、2020年1月25日(土)には、氷室さんと一緒に「SNIP SNAP」の生地ハギレを使って18×14cmサイズのファブリックパネルに貼り込むワークショップも開催。参加は事前予約制で受付しています。(2020年1月8日(水)10時から申し込み開始)

美術館でのんびりしながら、いろいろなアートに触れる1日もいいですね!

2020年1月25日(土)
「テキスタイルデザイナー氷室友里さんと一緒に、ちいさなアートパネルをつくろう」ワークショップ

日時:2020年1月25日(土)14:00~(所要時間約50分)
場所:国立新美術館 B1 スーベニアフロムトーキョー
参加費:2,200円(税込)*当日お支払ください。現金のみ対応。
定員:6名
申込み方法:2020年1月8日(水)10時から電話で受付(03-6812-9933:スーベニアフロムトーキョーまで)*先着順で定員が埋まり次第終了。

【企画展概要】
SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMURO テキスタイルを切って生まれるストーリー
会期:2020年1月8日(水)〜3月9日(月)
10:00 – 18:00(国立新美術館の開館時間に準じます)*毎週金・土曜日は20:00まで。
定休日:毎週火曜日(祝日又は休日に当たる場合は営業し、 翌日休み)

*詳細は公式HPから
https://www.souvenirfromtokyo.jp/gallery#snip_snap

 

03 ギャラリーアートに癒される

うつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)

ギャラリー「うつわ祥見」が鎌倉に新規OPENしたギャラリーカフェ

鎌倉にあるうつわのギャラリー「うつわ祥見」が、常設の新店舗「うつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)」をオープン。

「うつわ祥見」は2002年鎌倉の高台に一軒家のプライベートギャラリーとしてスタート。2009年に鎌倉市御成町、2017年には鎌倉駅至近の小町に新しいギャラリーをオープンしています。

鎌倉で三店舗目となる「うつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)」は店内に、鎌倉市長谷より移転した、日本古来の暦に寄り添う菓子を提案する菓子ギャラリー「かまくら七十二 (しちじゅうに)」を併設。

こだわり素材と丁寧に焼き上げるお菓子・季節の食材でつくる甘露煮やジャムなど、添加物を使わない安心安全なお菓子をセレクト。

また、東京・代官山の「私立珈琲小学校」が監修するカフェスペースも設置して、作家がつくるうつわの使い心地・育ち方をゆったりとした時間の中で楽しむことができるスペースとしています。

店名の”concierge”には「心満たすものを伝える」というコンセプトがあり、日々のうつわをより丁寧に提案することで、その美しさや使う喜びを感じてほしいとの想いが込められています。

約30人の作家による日常使いのうつわを手に取り、眺め、心を満たし、温かいお茶でほっとひと一息。
居心地よく過ごせるギャラリーを一つ知っているだけで、毎日の生活がちょっと豊かになるような、そんな気がしてきます。

鎌倉を訪れた時はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

【ギャラリー詳細】
うつわ祥見KAMAKURA
神奈川県鎌倉市小町1-6-13 コトブキハウス2F
営業時間:12:00~18:00
定休日:火曜日
アクセス:JR線下車 徒歩1分
tel & fax:0467-23-1395/mail:info@utsuwa-shoken.com
公式HP:https://utsuwa-shoken.com/archives/2282.html

アートが楽しめるのは美術館だけでなく、ミュージアムショップ、ギャラリーカフェなど、どんな時間を過ごしたいのかによっても異なり、いろいろな場所があります。

作品に触れ、時に体感し、日常をふと忘れる瞬間をおもしろがれるよう、いろいろな場所に出向いてみるのがおすすめです!ショートトリップを兼ねて、ぜひ足を運んでみてください!

text:Mizuki Igarashi