京都・大随求菩薩の胎内めぐりで心から生まれ変わる【旅の途中の神様訪問】

人の住むところには、必ず神社やお寺があります。そこに住む人々の暮らしを心静かに見守り、悩み事を解決してきた神様たち。これは、旅の途中で出会った神社やお寺にちょっと寄り道させてもらい、神様訪問をした記録です。

清水寺

そうだ京都、行こう…。
そうふと思ったのは、もはや昨年10月のこと。

以前、裏ホロスコープの流光七奈先生に運勢を見ていただいた際、当時元カレへの想いを断ち切れずに未練タラタラだった私。
「相性はいいけど復縁はやめておきなさい」と、七奈先生にもお参りに行った弁財天様にも釘を刺されたにも関わらず、なんだかんだでズルズルと連絡を取り続けておりました…(先生、神様、ごめんなさい…)

◎当時の記事はこちらから(裏ホロスコープ体験記事vol.1 裏ホロスコープ体験記事vol.2 )

時折思い出したように「そういえば、元カレとはその後どうなったの?」と方々から聞かれることもあったのですが、その素朴な質問に対していつも煮え切らない返事しかできない関係に、結局私もモヤモヤはしていました。

元カレも元カレで、別れてなお曖昧な態度をとり続けるという魚座男の「優柔不断は優しさ故」の性格が遺憾なく発揮されていて、このままだと「本当にどうしようもない!」と私もさすがに気が付きました。
そこで、この際ならと彼を誘って復縁旅にでも行ってみようか、と思い立ったというワケです。

(じゃあどこに行こうかな…。そうだ、京都行こう…。)

清水寺

これまで、旅先で立ち寄った神様に新しい出会いを望んでみたり、「もうすぐアラフォー」という年齢的な不安から来る将来のことを尋ねてみたりと、毎度毎度八百万の神様にどうしようもない相談を重ねて来ましたが、この核心にだけはあえて触れずにやり過ごしてきました。

そしてとうとう、やりたくない宿題をやらないといけない時がやってきてしまったのです…。

ああ。

今回は京都、清水寺。旅の始まりです。

定番寺院・清水寺は世界遺産&パワースポット

京都観光の代名詞とも言える清水寺は、世界遺産にもなっている名寺。
そしてたくさんの寺社が目と鼻の先に点在する京都のパワースポットでもあります。

山号を「音羽山」とし、現在は北法相宗の大本山である清水寺は、奈良時代に延鎮上人(えんちんしょうにん)という僧侶によって開かれました。その後、延鎮上人と音羽山で出会った坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が滝の近くにお堂を建てたことが発端となり、清水寺は現代に至るまで、幾度も再建される歴史の長い寺院となったのです。

清水寺の魅力|風情溢れる景観と歴史的建造物

清水寺の広大な敷地にはいくつもの見所があります。
まずは、別名「赤門」とも呼ばれる清水寺の正門「仁王門」。標高約14mの桜門は、訪れる人を圧倒し、そして鮮やかな朱色で目を楽しませてくれます。

仁王門

絢爛な建築美が特徴的な「三重塔」は、清水寺のシンボルとしても有名。日本にある三重塔の中では最大級の高さを誇り、京都らしさを存分に味わえる景観をつくりあげています。

「清水の舞台」と称される広い舞台で知られる「本堂」を抜けると、「音羽の滝」が見えてきます。この滝は清水寺「奥の院」の崖下に位置し、湧き出る水の清らかさから清水寺の名前がついたと言われています。
3つの細い滝が流れていて、それぞれ学問成就・恋愛成就・延命長寿とご利益が異なるそう。清水寺一番のパワースポットと言っても良いかもしれません。

音羽の滝

この他にも、仏堂である「経堂」や重要文化財の「西門」、季節ごとの特別拝観などもあり、清水寺は何度足を運んでもその度に魅力が異なる日本を誇る世界遺産です。

随求堂の胎内めぐりで「生まれ変わり」体験

随求堂

これだけ見所の多い清水寺ですが、私がこの場所を旅行先に選んだ理由には「随求堂(ずいぐどう)」と「地主神社」に来たかったからです。

随求堂は「慈心院」の本堂で1718年に再建されたお堂。こちらのご本尊である大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)は、「人々の求願を叶え」そして「あらゆる罪を滅罪させて」くれるというすごいご利益をもっています。また、大随求菩薩は秘仏で通常は一般公開していないのですが、この年は222年ぶりに坐像を公開している有難い年!

随求堂ではお堂の下を大随求菩薩の胎内に見立てて「胎内めぐり」を体験することができます。胎内めぐりは心の生まれ変わりを体感できるものなので、今回の旅行にぴったりではありませんか!

真っ暗なお腹の中で一つだけする願いごと

随求堂

仁王門から入ると、清水寺より先に随求堂が見えてきます。
公開中の有難い秘仏・大随求菩薩様をお参りして、胎内めぐりをするためにお堂の脇にある階段をおりていきます。

随求堂

この胎内めぐり、行かれたことがある方はご存知かと思いますが、道中驚くほど真っ暗です。

暗闇の中で頼りになるのは左手側にある手すりのみですが、この手すりは大きな数珠が繋がっているかのようにつくられているので、しっかりと掴むことが難しい…!
しかも数珠を触っているのは利き手ではない左手…。目の前は闇…。人の気配は感じるものの、今進んでいるのが前なのか後ろなのか、方向感覚がなくなりそうで少し怖かったです。

灯りの下で石を回して願い事をする

しばらく進んでいくと、ぼんやりと光が灯された場所に出ます。
そこに置かれた大きな石をぐるっと回して願い事を一つだけすると、その願いが叶うとされています。

中にはちゃんと「ここで願い事をしてください」という内容の張り紙がありますが、後ろから人がどんどんやってくるのであまりじっくり考えている時間はありません。流れるように石を回して、素早くお願いします。

「このまま復縁してもいいでしょうか?一緒に居てもいいのでしょうか?」

******

胎内めぐりをしていたのは実質10分程度の出来事でしたが、まるで圧縮された時間の中で、道なき道をさまよっていたような気分です。

神様の言葉を代弁するためのお便り「おみくじ」

随求堂を出た後は、道なりに清水寺へ向かいます。本堂の中におみくじを引く場所があるので、そこで先ほどの願い事に対する神様の回答をうかがいましょう!
おお、緊張しますね…!

随求堂

はい…出ました!凶です。

随求堂

ここに来て、凶。京都まで来て、凶。
”このみくじにある人は、諸事不幸福にしてまた災難あり。”

つまり…どういうことでしょうか…?

縁結びの地主神社から重要な忠告

実はワタクシ、過去3回清水寺を訪れて毎回凶を引いているので、もう清水寺で引くおみくじは凶を引くのがデフォルトなんです。
ということで、地主神社でも尋ねてみることにしました。

地主神社

清水寺では「京都 地主神社」も縁結びで有名ですね!復縁旅で縁結び神社を参らない理由はないので、修学旅行生や女子大生の可愛いらしい姿の間に混ざっていそいそとお参りします。

京都 地主神社

神様、縁結びの神様!
「縁結びの神様、先ほど元カレとの復縁についてお尋ねしましたがその結果、凶がでました。これはやめておけということでしょうか?復縁すべきなのか、私はこれからどうしたらいいでしょうか?」

京都 地主神社

向こうの石からこっちの石までを、目をつぶって真っ直ぐ来ることができれば恋愛が成就するという「恋占いの石」。修学旅行生や大学生の女の子がチャレンジしているのを見かけると、陰ながら応援したくなりますね。

京都 地主神社

さすがに往生際が悪いかな、と思いながらもおみくじを引いて地主神社の縁結びの神様にもおうかがいします。
さて、神様のお返事は…。

京都 地主神社

出ました!末吉!

ですが…

恋愛 ”仲は悪くないが、口げんかが多い。口論の原因は、相手への交友関係への不信感であることが多い。お互いにもっと信頼を深めることが大切。”

なにこれ、怖い。完全に見透かされていますね。
まさに元カレへの不満と不安は「相手への交友関係への不信感」です。これが解決できなかったので、結局は別れることになったので。

つまり、彼に対して信頼感が持てたら良いということですね!
(これまでの行いを考えるとすごくハードルが高い課題です。)

残念ながら、口ゲンカ勃発

結果的には「相手を信頼できないなら復縁すべきでない」というニュアンス。
これでもか!とダメ押しされて、なんとも複雑な気持ちで清水寺を後にした私たち。
(元カレは私が復縁を占っていることはもちろん知りません。)

実はこの日、風邪気味だった私の体調が清水寺を出る頃にだんだんと悪化し、とうとう「発熱したな」とわかりました。関節が熱で痛み出し意識が朦朧としてきて、歩くのもしんどい状況。とりあえず人混みを離れたいと申し出た後のこと…。

「体調が悪いからリードしてほしい」と思う私と、「知らない場所では人任せ」という元カレの良くないところが炸裂して話が全く噛み合わなくなり、些細なことから口ゲンカに。
思い返すと虚しくなるので詳しい内容は割愛しますが、場所を移動しながらかなり長い時間ケンカしておりました。

「ああそうだ、彼こういう人だったわ…」と、いつもの良くないケンカに若干ウンザリしつつ、体調の悪さも相まって優しい言い方をする余裕はなく、

「しんどい、無理…帰りたい。」とぼそっと呟くと、
「そうだね。本当はやり直したかったし、また一緒に住もうって言おうと思ってたけど、無理だね。」

えっ?おい!

今言うことかーーーーーーー!!!!!!

わかりました、神様。もう本当にわかりました。
元カレよ、さよならだ!!!!!

結論、神様のアドバイスは素直に聞くこと。

時系列で言うと、昨年末詣った東京タワー神社で手相を見てもらった時には、すでに元カレとの関係を終わらせた後のことでした。(◎東京タワー神社の記事はこちらから)

手相を見てもらった際、「今年、大きな変化が来ています」と言われたのは、実はタイミングとしては「ズバリ!」だったのです。
結婚線が出ていたのも、恐らく元カレとの復縁の流れのことでしょう。

ああ〜!!!終わらせてしまった〜!!!

と思わず叫び出したい気持ちもなくはないですが、一緒にいても「幸せじゃない」と気がついてしまったのに、年齢を理由にしてまで一緒にいる気もなかったので、まぁ仕方ありません。

以前、七奈先生には「結婚しますし子供の姿もみえます」と言ってもらえて、だけど「元カレはやめておきない」というサインが出ていたのであれば、それは「彼は相手ではなかった」ということ。それなのに、私が未練がましくいつまでも気持ちを切り替えられなかったから、良い流れをキャッチできなかったのでしょう。

曖昧な態度を取っていたのは、彼よりもむしろ私の方だったのかもしれません。結果的に彼にも嫌な思いをさせてしまったかと思うと、今もまだ苦い気持ちになります。

復縁は「もうない」と気が付いて、ようやく前を向けました。
同じ時間を過ごした約7年の年月を思うと腰が重かったのですが、やっぱり書くことで終わらせたいと私の復縁にまつわるエピソードを紹介させていただきました。

弁天様に「やめておきなさい」と言われたにも関わらず、性懲りもなくズルズルと曖昧な関係を続けた結果、ケンカ別れとなった京都。
神様のサインにはちゃんと意味があることを身を持って体感!

さて気を取り直して、今年は変化の年ということ。
いいこと(いい出会い)があるように行動していきたいと思います!
想定していた内容とは違いますが、最終的に胎内めぐりをして生まれ変わったってことになりますね。そう。要は”気は持ちよう”です!

京都清水寺
https://www.kiyomizudera.or.jp/
京都 地主神社
https://www.jishujinja.or.jp/