アーティスト・クリエイターの祭典【デザインフェスタvol.49】はオリジナル作品の宝庫!

今年で25周年となる”デザインフェスタ”。1994年からはじまった、このアーティストの祭典は春・夏・秋と年3回開催されています。第49回にあたる今回の春開催も、約15,000人以上のアーティストが参加しました。『全ての「表現したい」を応援する』アジア最大級のアートイベントであるデザインフェスタの会場に、今年も足を運んできました!

2019年5月18日/19日に東京ビッグサイトで開催されたデザインフェスタvol.49。
プロ・アマチュアを問わず、オリジナル作品であれば無審査で参加ができるため、毎開催ごとに年齢・国籍・ジャンル・スタイルなど形式・様式の異なる国内外の様々なアーティストが集まる人気イベントです。

デザインフェスタvol.49、開催!


デザインフェスタは表現する全ての人にエールを送る、まさに”アーティストの祭典”。
ものづくりを愛する人はもちろん、アートが好きな人、お祭りの雰囲気が好きな人と、来場者も出店アーティストから刺激を受けにやってくる人が多く、人と人とがリアルにつながる場所にもなっています。

多くの来場者で賑わう会場

第49回目となる今開催は、東京ビッグサイトの西ホール全館で行われました。
イラスト、ファッション、工芸など幅広いジャンルの出店ブースに加え、巨大壁面のライブペイント、パフォーマンスステージ、フードエリアと、会場には所狭しと様々なブースが並んでいます。
また、今回は会場に「暗いエリア」が登場。暗さを活かしたアイディアブースで、独特の雰囲気が出ているよう。

ここだけの
一点モノ!心惹かれるアイテムたち

マルチブースエリアで出店していた陶芸家・のぐちみかさん。淡い色使いと繊細なデザインに惹かれて、思わずのぐちさんのブースに引き寄せられたお客さんで賑わっていました。空を漂うかのような、もしくは海の中にいるような、そんな不思議なグラデーションのティーカップや小皿が飾られています。

見ているだけでも楽しくてワクワク

目を引くライトも陶芸作品。物語の中に出てきそうなデザイン。

陶芸工房 みかガマ 作家:のぐちみか さん

ウィルキンソンの瓶をおしゃれリメイク

バーやイベント会場でお馴染みの、ウィルキンソン・ジンジャーエールの空き瓶をリメイクした一輪挿し。瓶の飲み口をそのままデザインに活かした箸置きは、植物を飾ってインテリアにも。使い方は「あなた次第!」なアイディア作品です。お部屋に一つあるだけで、おしゃれ度がUPしそう!

友達に、ちょっと変わったプレゼントを。

味のある空き瓶リメイク・ペンライト

パイレックスガラスアクセサリー・ボトルアート・ビーズパーツ制作販売
Re-glass(リグラス)

おにぎり、桜餅、たい焼きも!モチーフアイテム

筆者も大好きな食べ物モチーフのアイテム。なかでも、桜餅をモチーフにしたアイテムはレア度高め!おにぎりにドイツパンと、ご飯派もパン派も納得の品揃え。こうした通常のショップでは滅多に出会えない、変わったアイテムに出会えるのもデザインフェスタの醍醐味!
聞くと、福祉施設内の工房で、お米や小麦の袋をリメイクして作った作品なのだとか。
デザインがどれも可愛くて和みます。たい焼きも捨てがたい…。

絶対に誰ともかぶらない、人と差がつくペンキバック

カバンの中にあると、ちょっとうれしいアイテムたち

WASTE+DESIGN=UP CYCLE!
STUDIO PEPE

自分で好きなお弁当柄をつくれる!

同じ食べ物モチーフですが、こちらは自分でTシャツとトートバッグのデザインができるブース。好きなおかずを選んで組み合わせると、オリジナルのお弁当がプリントされたアイテムが出来上がり。お弁当箱の中に何を詰めるのかは自由!バランス重視のお弁当も、一度は食べてみたい高カロリーお弁当も、好きな子に作ってほしい理想のお弁当も、何でもOK!

卵焼きは外せない!オムライスも海老フライも、欲張って入れちゃう。

今日のおかずは何にしよう・・・鮭弁当も捨てがたい

Makers’ Base

好きこそ物の上手なれ!愛が溢れて止まらない

ふわふわで可愛い、フェルトで出来たオカメインコ。リアルで思わずじっと見てしまいました。
ところでこのインコ、実は頭の上に巣を作っている帽子型。あまりに好きで作っちゃったそうです。

カラフルなボタンでコーディネートのアクセント!


こちらも同じくフェルト作品。ボタンが好きすぎて作っちゃったんだそう。限られたブースの中にはボタン、ボタン、ボタン・・・ボタンだらけ!ブースに来たお客さんにボタンのシールを貼ってもらって、開催期間中にボタンの木を育てているとっても可愛い作家さんでした。
ちなみに、実のお母様も人形作家で、この日はお母様が作った人形に、ボタンのアクセサリーをつけてコラボレーション。オカメインコの作家さんとは「フェルト作品繋がり」ということでお友達になっていました。
作家同士も友達の輪を広げたり、他のブースを見に行ったり、思い思いに楽しむスタイル。

羊毛ボタン作家・momoko-moco F-205

人形作家・百古堂 MOMOKODOU

こんな帽子屋さんがあったらいいのに!?

通りかかったら、絶対に見入ってしまうハットが所狭しと並んだ帽子作家さんのブース。とにくかくおしゃれ!まるで物語の主人公になったかのようなデザインばかりに、ときめいてしまうでしょう。
かぶってみたいけど、ちょっと勇気がいるような・・・そんな方は、お部屋のインテリアにはいかが?
(作家さんとしてはきっとかぶってほしいと思いますが)
一つひとつ、細かいところまでこだわっているのが伝わってきて、ずっと見ていられます。

ミュージカルの登場人物がかぶっていそう!

こだわりのデザインを、見落とさないように注意して

ロマンチックな宇宙モチーフ。星空に願いを込めて

夕暮れの時間が過ぎて、まだ夜の早い時間。ゆっくり月が見えだした宵の空。なんだかプラネタリウムの星空を彷彿とさせるような、やわらかでドキドキするグラデーション・プリント。
白いシャツにも黒いバッグにも、シンプルなアイテムに映えるデザインです。ロマンチックさと大人っぽさがあいまって、ちょっとリッチな印象も受けます。作家のマツウラさんもちょっぴりミステリアスな雰囲気で、魅かれる要素がたくさんありました。

洗いざらしのシャツにも、シンプルなドレスにも

小さな宇宙はリングになって

fullmoon #宙をつれてお散歩 作家:マツウラ アユミ さん

大人可愛いオリジナルの作品が並びます

パレットみたいなコーヒーカップ。二つと同じ柄はできない一点モノです。絵具の散り方によって表情が変わるから、お気に入りの柄は早めにゲットしておきましょう。次回、こちらの作家さんは八ヶ岳のマーケットにも出店予定だそう。自然の豊かなクラフトマーケットの雰囲気にも合いそうですね。

作風いろいろ。動物モチーフのカップも

ドレッシーもカジュアルも演出してくれるフラワーモチーフ

かしこまった場所にも、カジュアルな集まりにも、身につけるスタイルを選ばない万能さがあるフラワーモチーフ。今回のデザインフェスタでも人気のあるモチーフだったように感じました。注目したのはドレッシーな風合いのアクセサリー。ブローチやピアスなど、さりげないおしゃれが楽しめそうな雰囲気です。

白いバラと赤いバラは作家・「花の郵便局」の作品。コーティングの艶感が昔懐かしくもアンティークな印象。

恒例、ライブペインティング!今回も熱のあるパフォーマンス

デザインフェスタ名物・ライブペインティング!油絵や墨など思い思いの画材を使った迫力あるドローイングを会場のあちらこちらで見ることができます。カンバスの大きさは異なりますが、壁一面がカンバスの出展者さんは、大型脚立に乗って描いていきます。2日間の会期中に描きあげるので、その集中力は見事なもの。

描かれる絵の中の世界観も然ることながら、描いている作家さんの佇まいや姿がとても印象的。
描き始めは何が出来上がるのかわからないまま、会期が進むにつれて明らかになる全体像。会期中、1日だけでも十分楽しめますが、2日間通して来場すると、作品が出来上がっていく過程が見られるという面白さも。

描いた絵の前でパフォーマンスも。つくる、描く、奏でる・・・表現の方法が一つではないことを改めて思い出させてくれます。楽しそうで、だけど一生懸命な姿に胸が熱くなることも。

ステージでは様々なパフォーマンスが披露されます。分かりやすいものから前衛的なものまで、ジャンルはバラバラ。どの時間のどのステージを観ても違う面白さで楽しめます。
自分の中にはない発想の表現が次々と現れるので、これまでになかった新しい価値観に、このステージを観て気付いたり。

出店ブースにはマイムも登場

誰もが知っている有名アニメや映画の名場面を、3分~5分ほどの短いマイムで演じる「テンナイン」のシネマイム。身体一つで表現する面白さに釘付けになります。映画を知っているほど面白いですよ。

おみくじは今回もありました

昨年の取材でも出会った、オリジナルみくじ。今回は白鬼神社のニャーみくじに遭遇。鬼が出てくるのかと思いきや、中身は「ニャー」で癒されました。恋愛は「たくさん甘えて吉」。甘える相手がほしい今日この頃。

イラストレーター ながせ たいり さん/ まつした みさと さん

暗いエリアにも潜入!

暗いエリアにも足を踏み入れてみました。やはり、暗さを活かした作品が並んでいます。ハーバリウムにライトをあてると、幻想的に見るのですね。水族館の中のような気もしますし、水中花を見てるような気分にもなります。

ほの暗い中で見る紙芝居のパフォーマンス

薄暗い会場エリアの中で、各ブースの作品が灯りを燈している光景は、まるで縁日のような空気感。
この場所に行く前は、ちょっとおどろおどろしいエリアなのかと思っていたのですが、不思議な雰囲気が伴って、知らない街に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。

紙でつくる灯りはオレンジ色のあたたかみがじんわりと体に伝わるようで、とてもまろやかな空間になります。
間接照明にぴったりの、ほど良い温度感のあるライトです。

おうちの形の小さなライト。並べて点けたいインテリアに。

フードエリアは開放感のある屋外

フードエリアは一部会場内にもありますが、屋外がメインでした。この日は晴れて風が心地良く、夕暮れ時の落ち着いた雰囲気でいい感じに。空の下で食べる食事は最高です。
厳選されたキッチンカーが並んでどれもおいしそうですが、やっぱりカレーに目が止まりました。

レトルトから出発した「アルゴンカレー」

「アルゴンカレー」は、基本的にレトルト商品のみで販売しているカレー屋さんとのこと。キッチンカーでイベントの時などに出店はしているそうですが、店舗はないため、こうしてイベントで食べられるのは珍しい機会!

ココナッツベースのまろやかでコクのあるカレーは、サラっとしていますがチキンの旨みがたっぷり。何よりも秀逸なのが、辛さ。ちゃんと辛いのにしっかり甘みもあって、辛みと甘さのバランスが抜群に良いカレー!辛さと言っても、水が欲しくなるような痺れる辛さはないので、辛いのが苦手な人もおいしく食べられます。

アウトドアに最高なアルゴンカレー

ホテルの味がデザインフェスタで!

フェス飯のキッチンカーが軒を連ねる中、ホテルコンチネンタル府中のシェフが作る本格的な軽食も。
のり巻きドック、味噌ガスパチョなど、一味違うB級メニューが楽しめました。
「シェフが朝から頑張って作りました!」とお話いただいたホテルの皆さんは、フェス終了時間の間際まで売り切りを目指して声を出していました。長丁場のイベントでも、笑顔が絶えないのはさすが!

卵で包んだオムライスベース、ピリ辛の韓国風、どちらも一本で大満足の食べ応え!
味噌ガスパチョも、トマトと味噌が想像以上に相性良く、マイルドな口当たり。

次回、デザインフェスタは真夏の開催!

クリエイティブの熱気溢れるデザインフェスタは、次回8月の開催が決定しています。
東京ビックサイト青海展示棟に会場を移した、刺激に満ちた2日間。
ぜひ遊びにでかけてみてください!

真夏のデザインフェスタ2019 開催情報

開催日:2019年8月3日(土)・4日(日)
開催時間:11:00~19:00 (両日ともに)
会場:東京ビックサイト 青海展示棟(東京都江東区青海1丁目2-33)
最寄駅:りんかい線「東京テレポート駅」徒歩2分
出展ブース数:約2,000ブース
《チケット情報》
一日券:前売り¥800 / 当日¥1,000
両日券:前売り¥1,500 / 当日¥1,800
※小学生以下無料