敬語の使い方、自信ある?「二重敬語」「させていただく」に要注意!

大人なら、正しく使っていきたいのが「敬語」です。敬語には大きく分けると、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」がありますが、これらを混同して使ったり、勘違いしたまま使ったりしている人もいるよう。ということで、この記事では大人として恥ずかしくない敬語の基本をレクチャーします。

二重敬語、過剰な敬語に注意!

 

敬語に敬語を重ねて「二重敬語」になってしまったり、表現が行きすぎてしまい、過剰な敬語になることもよくあるようです。

では、ここで問題!次の言い方は正しいでしょうか、それでも間違いでしょうか。

間違いだと思う場合は正解も考えてみてくださいね。

 

 

問題1

「海外からの大事なお客さまが今、本社にお見えになられました。」

 

問題2

「昨日支店長からご説明していただきました夏のボーナスについて、補足いたします。」

 

 

 
 

答え1

まず問題1ですが、答えは×。
二重敬語の例です。尊敬語の「お見えになる」と、同じく尊敬語の「られる」が合わさってしまった言葉。
よって正解は「海外からの大事なお客さまが今、本社にお見えになりました」です。

 

答え2 

Q2も×です。

この表現のポイントは、「ご説明していただきました」の部分。これも正しいものとはいえません。
正解は2つあって、
(1)「説明していただきました」
(2)「ご説明いただきました」
です。

まず、支店長から【説明してもらう】ので、自分のことをへりくだる【謙譲語】を使うのが正しい表現。
「~してもらう」の【謙譲語】が「いただく」なので、「ご説明していただきました」にすると、元の文が「説明してしてもらいました」になってしまいます。

また、【謙譲語】にする基本形には「~ていただく」「ご(お)~いただく」と2つの言い方があるので、
(1)「説明していただく」
(2)「ご説明いただく」
のどちらかの言い方が正解となります。

同様の例で、「ご説明してください」もNGです。正しくは「ご説明ください」となるので、注意しましょう。

 

 

 

 

「させていただく」の使い方

 
「させていただく」「させていただきます」は、相手から「許可」をとり、「恩恵」を受ける場合に使う表現です。
特に許可を取る必要のない場合や、なんの恩恵にもあずからない場合、本来は「NG敬語」になります。
 

(会議中に)「お手元の資料をご覧ください。これから、説明させていただきます。」
 

解説

会議の資料を説明するのに、参加者の許可が必要な場合はこれでOKですが、会議の資料なのだから許可は必要ないと考えるのなら、NGです。この場合、「説明いたします」で何の問題もありません。

「させていただく」は丁寧な言い方に聞こえますが、中には「くどい」「間違っている」と感じている人も少なくないかも。ケースバイケースを意識したい表現です。

 

 

敬語は本当に難しいものです。けれど、今日ご紹介した2つをマスターするだけでも、敬語の苦手意識が減るかもしれません!
自信を持って敬語を使えるよう、少しずつ覚えていってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

wellfyより