足元に伝統を。インドネシア発Jalan Sriwijaya(ジャラン スリウァヤ)の歴史深い革靴

長い歴史で培われた上質なクオリティとタイムレスなデザインの革靴は、きっとあなたを魅了するはず。

シューズブランドJalan Sriwijaya(ジャラン スリウァヤ)は、もともと創業者のテデ・チャンドラによって1919年にインドネシアで誕生した靴工場。当時オランダの植民地だったインドネシアで、外国人向けのミリタリーブーツを作り始めました。その後、経営者の息子であるルディ・スパーマンがイギリスのノーザンプトンで修行を積み、紳士靴生産が可能に。ノーザンプトンといえば、最盛期では200以上の靴工場があった革靴の聖地。そこで彼は伝統的な手作業によるハンドソーンウェルテッド製法を習得し、さらに皮革生産で世界一のフランスで皮革の生産を学びました。

 

ほとんどがハンドメイド。職人の技が込められた製法

高級ビスポークシューズに用いられるハンドソーンウェルテッド製法は、アウトソールの縫い付け以外は全て職人によるハンドメイドで作られ、履いていくうちに自分の足の形に沈みが生まれるつくりになっています。莫大な時間と労力がかかり大量生産が困難な製法のため、ハンドソーンウェルテッド製法の靴はとても希少。工場や職人も減少の一途を辿っている現状ですが、軽い履き心地と自分の足にぴったりとフィットした革靴は、世界中で愛されています。また、リペアサービスも行なっており、壊れたり傷んだ革靴をプロの職人が丁寧に手作業で修理をしてくれます。

 

定番革靴はやっぱりブラック

5625 BLACK ¥32,000(税別)

生後6ヶ月以内の子牛の皮をなめした少量しか採れない貴重で高価なカーフレザーを使用したブラックの革靴。 繊細で柔らかいカーフレザーは、肌めが細やかで触り心地もしっとりとしています。女性らしいカーブが美しく、ブローギングの入ったデザイン。ブラックなのでどんな服とも相性が良いですが、あえてデニムやワイドパンツに合わせて抜け感のあるスタイルがおすすめです。

 

 

大人のためのエレガントなローファー

98689 AMBRA ¥34,000(税別)

シューズの甲部分に施されたゴールドのビットが高級感を与える一足。琥珀色のカラーが、カーフの柔らかさをさらに際立たせます。ローファーは革靴の中ではカジュアルで靴紐もなく履きやすいため、オフィスカジュアルとしてちょうどいいデイリーに愛用できるシューズです。

 

遊び心あるタッセルローファー

98826 BORDO ¥32,000(税別)

1940年代後半、当時のハリウッド俳優ポール・ルーカスがイギリスで購入した房飾り付きの革靴をシンプルにしてほしいとオーダーして生まれたというタッセルローファー。深みのあるボルドーのレザーは、長く履いていくうちに味が出てきます。ただし、カーフレザーはとても繊細なので、お手入れは十分ご注意を。インソールとのカラーコントラストも楽しめる一足です。

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水と汚れに強い革靴なら

98611 BLACK PATENT ¥32,000(税別)

皮の表面をエナメル加工したパテントレザーを使用した革靴。アメリカの発明家が水に強い革を作ろうと開発して特許を取ろうとしたことから「patent(特許)」という名前がつきました。表面がコーティングされているため、耐久性があり光沢感があります。加工がない革ほど履いていくことで革が柔らかくなったりしませんが、お手入れが簡単なレザーです。

 

女性のための革靴

98677 BLACK ¥34,000(税別)

1830年代半ばにヴィクトリア女王のために作られたブーツが起源のサイドゴアブーツは、紳士向けの革靴の中では珍しい女性のためのレザーシューズ。履きやすさとフィット感が女王だけでなく夫君・アルバート公までも虜にしたこのブーツは、現代女性も魅了するに違いありません。他の革靴よりもヒールが高めなので、さらに女性らしさを感じさせます。

 

 

職人の手仕事と伝統を履く

手頃な大量生産の革靴はたくさんありますが、生き物の皮を使った靴ならば人の手のあたたかさを感じたくなります。イギリスやフランスにも負けない品質と職人技が光るインドネシア発Jalan Sriwijayaの革靴は、足元に品のある佇まいと存在感を与えてくれます。海外のビスポークシューズよりもずっとお手頃な価格なので、数足揃えてシューズボックスを彩ってみてはいかがでしょうか。

 

Jalan Sriwijaya

www.jalansriwijaya.com

 

text:和田典子