お腹の調子が悪い…。「過敏性腸症候群」の症状と、治し方

腸に特別な病気がないのに、腹痛を伴った便秘や下痢が続く病気を「過敏性腸症候群」と呼んでいます。環境の変化などによる精神的ストレスで症状が出やすくなるそうです。症状と治し方を詳しく見ていきましょう

過敏性腸症候群とは

 

■過敏性腸症候群の主な症状

(1)便秘型…腹痛や腹部の不快感があり、トイレに行ってもあまり便が出ない
(2)下痢型…ちょっとしたことがきっかけで腹痛が起き、すぐトイレに行きたくなる
(3)不安定型…下痢が数日続いたのち、便秘が数日続くといった症状を交互に繰り返す

過敏性腸症候群は、決して珍しい病気ではなく、便通異常の20~30%は過敏性腸症候群といわれています。

 

■過敏性腸症候群の原因

過敏性腸症候群の原因の多くは、精神的な不安や緊張感などのストレスの影響です。
胃腸と脳は自律神経によりつながっていますから、不安やストレス感じると、胃や腸に伝達し、腹痛や便通異常が起きやすくなるといわれています。

 

 

 

過敏性腸症候群の治し方とは?

 
治療として大事になってくるのが、生活のリズムと自律神経を整えて根本から心と身体を元気にしてあげるという事と、胃や腸に刺激を与えないということです。
そのために具体的には下記の4つの視点で取り組んでみてください。
 
 

■食事

胃腸に負担をかけないために、少ない量をゆっくりと時間をかけてよく噛んで食べることが大事です。食物繊維の豊富なものも積極的に摂りましょう。
そのほかにも、暴飲暴食をしない、冷たいものを食べ過ぎないといったことも意識できると◎。

 

■運動

腸を元気にするには、体を動かすことも役に立ちます。外に出るのがお辛いようでしたら、家の中でもできる運動を工夫してみてはいかがでしょうか。

 

■睡眠

自律神経を整えるためには、質の良い睡眠が大事ですので、寝る前に軽いストレッチをしたり、お風呂に入って体を温めたり、好きな肌触りの寝具にしたりと出来る範囲で寝やすい工夫をしてみてください。

 

■リラクゼーション

自律訓練法と呼ばれるリラクセーションの方法が不安やストレスを取り除き、自律神経を整えるのに役に立ちます。
これは、最初は専門家に教えてもらいながらやるのが好ましいですが、本やネットでも解説されておりますので、ぜひご自宅でも試してみてください。

 

 

 

とにかくストレスをためないこと

 

さて、これらの視点を義務のように感じるのは辛いものですし、かえってストレスになっていまいますので、あくまでも目安として、それぞれの領域のなかで自分が出来そうなこと、やれそうなことを色々とアイディアを出してみてください。

例えば、小さな目標としては、
◎食事をするときに、1回につき30回以上噛むようにする
◎1日の食事の回数をおやつを入れて朝→軽食→昼→軽食→夜の5回にする
◎2日に1回は1時間くらいかけてお風呂にゆっくりつかる
◎1日に1回は自律訓練法か腹式呼吸をする

といった風に、「これが出来るようになりたい」という目標を立てましょう。

 

 

症状が著しい場合は、消化器科などで他の病気はないか検査を受けましょう。年齢にもよりますが、大腸がんなどの病気が潜んでいる場合があります。そこで改善がみられなければ、心療内科を受診してみるのも手。

症状の改善には多少時間がかかりますが、日頃の生活を整えることが何よりも効果がありますので、腰をすえて取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

wellfyより