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Maruta(マルタ) Local First 東京 深大寺から発信される美味しさ

都心から西へ向かって、小一時間、炎がこころとおなかを優しく満たしてくれるレストラン【Bliss! Happy Foodie Life ーVol.41】

 

まだ寒い頃、深大寺にいいお店ができる、という話を耳にして、梅雨前に友人が行ってきたよということで写真を SNSに投稿して以来、ずっと気になっていたお店。焚火レストランと呼んでいたそのレストランは、武蔵野の良さが残る深大寺にあります。あるレストランでシェフと話していたときに、話題になり、ますます「いかなくちゃ」という気持ちが加速して、やっといくことができたMaruta(マルタ)。昼間は車で通ることがあるエリアですが、夜は初めて、しかもバスでいくのも初めてという、知っている場所だけど迷ったらどうしようという不安を少しかかえてお店に向かいましいた。

 

 

予約の電話をしたときに、対応してくださった方の雰囲気がとても良くて、この日が来るのが楽しみでした。ドアオープン19時、食事開始はその30分後から。少し早く着いたので、サービスの女性が、「どうぞ、色々、見てください」とワインセラーや自家製の色々なピクルスなどを案内してくださいました。生まれも育ちも東京のわたし、深大寺はわりと馴染みのある土地、でも、お庭の畑でこんなに色々作ってるとは!昼間、畑も見たい!(まだディナーは始まっていないのに。)

 

そして、席に案内されました。Maruta(マルタ)は暖炉があり、薪の火で焼いた食材を楽しむレストラン。ダイニングは暖炉の炎とキャンドルの灯りと、天井からぶらさがっている電球の灯りのみ、とても落ち着きます。今回の席は暖炉の向かい、シェフズ・テーブルです。さて、ディナーが始まります。

 

オススメのジン

いつもなら、スパークリングから始めるのですが、この日は、「オススメのジンがあります。ジントニックがオススメです」と「まさひろOKINAWA GIN」を勧められました。日本のクラフトジン。泡盛を作っている酒造メーカーが、沖縄らしい南国の植物を使って作った沖縄初のジン。トニックウォーターが苦手なので、ジンリッキーでいただきました。とてもドライでシトラス感が強くて美味しいです。

 

 

アミューズは参加型

ネームコールされて、今日のサービスを担当する女性がお料理の説明をしてくれました。「アミューズは、キッチン前のテーブルまで自分で取りに行っていただくんです」促されるままに、列の先頭に並んで、一つずつ説明を聞きながら自分でお皿に取ります。

 

 

パルメザンのスナック、イカスミのコロッケやイノシシのリエットなど。楽しい!黒いお皿も素敵で、お料理がとても映えるので、目でも舌でも楽しませてくれます。

 

薪火料理のはじまり

「次は、薪で炙ったピーナツです」かなりの量のピーナツがボールに入って登場。ピーナツは牛脂と塩で味付け、薪火で炒ったもの。そして、ピーナツの殻がのった木のお皿が出てきました。上を向いた殻に3つ、ピーナツをつけて食べるようにクリームチーズがのっています。森の中のリス、みたいな気分になる、とても可愛い演出。

 

 

続いてお魚。伊豆諸島のひとつ、神津島で獲れたハガツオ。深大寺は調布市にあり、調布飛行場がすぐそばにあるので、伊豆諸島の朝獲れのお魚が夕方にはMaruta(マルタ)に届くのです。新鮮なハガツオはモロヘイヤやオクラと一緒に自家製酒盗を使ったマヨネーズで。

 

 

そして、メインは牡鹿半島の鹿肉。Maruta(マルタ)ではメインのお肉は、お魚の前、コース中盤にあります。お腹がいっぱいになる前に、美味しいと思うタイミングにお肉を食べてもらいたいと、この順番にしているということです。これ、新鮮です。鹿肉は、ジビエ特有の匂いは全くなくて、薪火で丁寧にじっくり焼いているから、柔らかい。鹿肉はちょっと、という人にも食べてもらいたいです。

 

 

そして、お野菜。茄子。牛の生ハムと自家製柴漬けを使ったピリ辛ソースで。

 

 

コースの最後は、虹鱒。富士宮の岩本さんの虹鱒。桜チップで燻して、それから、ゆっくり薪火で焼いた虹鱒は油がぬけて、薪の燻った香りが桜チップの香りとあわさって、とてもいい香りです。ソースは、グリーンはマリーゴールド、黄色は虹鱒の皮の油を使ったマヨネーズ、そしてチコリのローストが付け合わせに。とても美味しかったです。コースのお料理の順番もとてもいいです。

 

 

そして、お米

〆は、ごはんで。日本風ですが、カルドソがお鍋ででてきました。びっくり!これから、この量を食べられるのだろうか?心配無用です。ぷっくら膨らんだお米と出汁の日本でいうところの雑炊は、酸味があって、余裕がなかったはずのお腹にスルスルと収まっていきました。そして、気がついたら、お店で働く全員と話をしてて、楽しいし、美味しいし、心もお腹もとても癒される時間を過ごせました。

 

 

別腹、デザート

お腹いっぱいなはずなのに。プリンみたいというか、スフレみたいというか、ふわふわのチーズケーキ。甘さを抑えたカルダモンのアイスクリームと一緒に。

 

 

お庭で採れた野菜をそのままレストランでいただくことができるFarm to Table(ファーム・トゥ・テーブル)でもあるけれど、もっと広く、神津島のハガツオのように東京都で獲れた(採れた)食材を使うLocal First(ローカル・ファースト)。地産地消とかFarm to Tableというのは、都内では無理だろうと感じるテーマですが、Maruta(マルタ)は、都民として、食材や食べるということをもっと身近に感じることができるレストランだと思います。

 

シェフ

 

 

石松 一樹(イシマツ カズキ)シェフ。腕には笑顔の口のようなMの刺繍。Maruta(マルタ)のM。熱々の虹鱒を、皮を剥いで、身を切っているところ。黙々と、でも、手があいたらお話も。「夏は熱いですね」。とても自然体で、火の様子をみたり、くるみを炒ったり、お肉をじっくり焼いたり。「火は落ち着きますね」本当に。これから寒い季節に向かって、温まりたい時には是非ともオススメしたいレストランです。

 

 

Maruta(マルタ) 

〒182-0011東京都調布市深大寺北町1−20-1

Tel. 042-444-3511 (電話予約受付時間12:00〜17:00)

Online Reservation : https://yoyaku.toreta.in/maruta/#/

https://www.maruta.green

 

 

(撮影機材 SONY Cyber-shot DSC- RX100M5)

 
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