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ワークショップを楽しむ『浦和パンと地元パン』にみる休日の朝の過ごし方。【甲斐みのりの隙間の時間】

雑誌やwebメディア、書籍など、様々な場所で活躍する文筆家、甲斐みのりさんによる日々の気づきを記したエッセイです。

今年のお盆は休みをとらず、ワークショップやトークショーと、積極的にイベントの現場に立った。

原稿を書く間は仕事場にこもりきりで、直接読者に会える機会はとても貴重。

特に夏休みの間は、親子で参加できるイベントが役立つのではと、小さな子どもでも楽しめるワークショップを考えた。

会場は浦和パルコ。イベント名は「浦和パンと地元パン」。

 

 

パンを愛するもの書きとして敬愛するパンラボの池田浩明さんにお誘いいただき、

会場で販売するパンのいくつかを選ぶことになった。

池田さんは埼玉のパン屋さんに声をかけ、私は日本各地に根付くパンを集める。

パンにまつわる本や雑貨の販売コーナーがあったり、パン研究のパネルがあったり、

香ばしいパンの匂いに満ちた幸せな3日間だった。

 

 

 

ずっと前からやってみたいと思っていたワークショップもついに実現。

テーマは「かおパンをつくろう」。

昔から、ホットケーキやオムレツやおにぎりパンや、食べものに顔を描くのが好きで、

自宅だとハムやチーズを使って、人や動物の顔をしたホットサンドを作ることがある。

イベント会場にキッチンはなく、子どもも多く来場するので、今回は簡単に体験できる方法を考え、

材料は手が汚れにくいお菓子で揃えた。

色々な形のビスケット、チョコレート、マシュマロ、ドライフルーツなどで、

食パンをキャンバスに、自由に顔を描く。

決断力が早く瞬時に仕上げる子。こだわりが強く一つ一つ慎重に材料を選ぶ子。

 

 

 

それぞれ個性が出て面白い。できあがった顔も、作った人になんだか似ている。

 

 

家にある材料でできることではあるけれど、

「家だとつい、食べもので遊んではいけないと制してしまう」

「材料を揃えるのが面倒で、家ではなかなか実践できない」

などと、お母さんやお父さんにも喜んでいただけた。

ワークショップの翌朝は私も、残った材料で“かおパン”作り。

眉、目、鼻、口、頬……とパーツをパンにのせる、ゆったりとした朝のひととき。

夢中で楽しみ、写真を撮るのも忘れて、そのまま口へ。

“かおパン”作りは、一日の始まりを豊かに感じられる、休日の朝の過ごし方。

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