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【旅の途中の神様訪問】ステンドグラスの神門が美しい金沢・尾山神社

人の住むところには、必ず神社やお寺があります。そこに住む人々の暮らしを心静かに見守り、悩み事を解決してきた神様たち。これは旅の途中で出会った神社やお寺にちょっと寄り道させてもらい、神様訪問をした記録です。

寺院群や茶屋街のある景観が「小京都」とも例えられ、その古風な街並みで観光都市としても人気の高い、城下町・金沢。

歴史的な文化を重んじる一方で、21世紀美術館の開館や、音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ金沢」が2016年まで開催されるなど、新しいものへの理解もある、まさに「温故知新」の街。

今回は、加賀百万石として栄えた石川県金沢市にある「尾山神社」を訪れました。

尾山神社は、神門にステンドグラスが施された全国的にも珍しい神社。金沢らしい情緒溢れる雨が、しっとりと小道をぬらす旅の途中で、尾山神社の神様訪問です。

  


神門にはステンドグラス



神門にステンドグラスをあしらった神社は恐らく尾山神社くらいではないでしょうか。それほどに歴史的建築物としては抜群に珍しく、加賀藩を治めた前田家の威光を象徴する建造物でもあります。

伝統を守りつつも新しいものを柔軟に取り入れる金沢人の気質が、神門にもあらわれているかのようです。

しかし、和漢洋3つの様式を取り入れたデザインはさすがに斬新すぎたのか、当時は「反対する意見もあった」という記録が残っているそうです。

この物議を醸した神門、現在は金沢のシンボルとして有名になっただけでなく、国の重要文化財にも指定されているので、反対を押して建造に踏み切った判断は間違っていなかったということでしょう。(結果オーライ!)

「楽器の庭」と呼ばれる池泉回遊式の庭園



尾山神社は、神門をくぐると正面に拝殿が見え、その横に利家公の像や蓮の葉のオブジェなどが並ぶ庭園です。実際には、敷地面積がそれほど広い神社ではないですが、神門をくぐるとすっきり広々とした印象を受けます。さすが金沢のパワースポット、良い気が満ちている!

せっかくなので、池の周りも歩いてみましょう。

この庭園は、江戸時代後期から明治初期にかけてかたちづくられた「池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)」で、別名「楽器の庭」とも呼ばれています。

日本庭園の形式のひとつである「池泉回遊式」とは、中心に設けた池の周りを巡りながら鑑賞するタイプの庭園のこと。



金沢であれば、「兼六園」も池泉回遊式でつくられています。同じ形式の庭園としては他にも京都の「鹿園寺(金閣寺)」や岡山の「後楽園」などが有名でしょうか。

尾山神社の庭園が「楽器の庭」と呼ばれるのは、「鳳笙島(ほうしょうじま)」「琵琶島(びわじま)」「鳥兜島(とりかぶとじま)」「琴橋(ことはし)」といった、池に浮かぶ島や橋などの名前が、雅楽にちなんでつけられているからだそうです。なんとハイセンス。

 
尾山神社に祀られた神様



尾山神社には、加賀藩の初代お殿様である前田利家公と、利家公の正室であるお松の方が主祭神として祀られています。「傾奇者(かぶきもの)」と言われた前田利家公は、派手好き・長槍使い・血気盛んな武将…と、なかなかのやんちゃくれだったそうですね。(大河ドラマ「利家とまつ」でご存知の方も多いでしょう。)

そんな武将の御祭神なので、「文武両道」「必勝」のご利益があると言われています。そして、利家とお松が夫婦で祀られていることから、「夫婦円満」「子宝安産」を祈願される方もいるそうです。

 

神様、利家様、お松様、「旅の者から相談です。」



拝殿前に立つと、本殿までが一本の道のようにすっと見通せます。なんだか不思議な気持ちになる神社。旅先のお参りですが、しっかり(ちゃっかり?)相談はしたいと思います。

拝殿でこのようなことを思うのは自分でもどうかと思うのですが、本当のことを言えば、利家よりも利家の甥っ子・前田慶次郎の方が好みです。(漫画家・原哲夫先生の描く『花の慶次~雲のかなたに~』のイメージで話しています。

でも、一族内で癖の強さがこれだけしっかり遺伝しているのだから、きっと利家様もイケメンのはず。
(脳内妄想で)会うのがちょっと楽しみ。それではお参りを…。



ーお参り(妄想)中ー
※以下脳内での勝手な会話です。最後までお付き合いください。


私「こんにちは、東京から来た五十嵐です。」

利家公「おう、よう来たな。なんじゃ、某の顔に何かついているか?」

私「いえ!なんでもないです!気にしないでください。(利家を凝視)」

利家公「ところで賽銭は入れたのか?」

私「あ、まだです。」

利家公「某に聞きたいことがあるなら、賽銭が先じゃ。」
私「はいお願いします(チャリンと5円)」

利家公「少ないっ!!!」

私「ちょ!ご縁がありますようにっていうアレなんですけど?!」

利家公「冗談よ。また松に怒られてしまう。それで、主はどんな縁を所望か?」

私「そりゃ、いい人とのご縁です。」

利家公「笑止!主は戦う気がないではないか!」

私「戦いに来たわけではないのですが。なんの話ですか?」

利家公「戦も恋愛も、結局は勝負事。勝つために必死になっていない者に縁などない!」

私「なんかそれっぽいこと言った。じゃあ、恋愛に勝つ秘訣を教えてくださいよ。」

利家公「先手必勝。」

私「できればもう少し具体的なアドバイスが欲しい。」

利家公「欲深め!」

私「やめて!槍はやめて!」

お松の方「およしなさい!またそんな荒っぽいことを。」

利家公「おおハニー。」

私「助かった

お松の方「ごめんなさいね。大丈夫?」

私「はい利家様は幸せですね、こんな立派な奥さんがいて。松さんはどうして色々許せるんですか。心広すぎ。」

お松の方「恋愛はね、この人だと決めたら迷わずに信じないと。子供ができたのに旦那がカッとなって職を失くしても信じてあげないと。」

利家公「いや、あれはね、実はお前が侮辱されたのもあってね

お松の方「でもやっぱり斬っちゃうのはだめよね。」

利家公「ぐぬぬ。」

お松の方「旅の方。私はこの人が職を失っても、亡くなった後も、たとえ人質になっても、前田家を支えた続けました。全てはこの人を、前田を信じて行ったことです。」

利家公「苦労をかけたな、まつ。」

お松の方「いいの、私アナタを愛してるから。」

利家公「まつ。」

お松の方「アナタ。」

私「あの、ごちそうさまでした。(そっと退散)」

 

神様の言葉を代弁するためのお便り「おみくじ」

利家公とお松の方がそんなアドバイスをくれたかどうかは(脳内の出来事のため)定かではありませんが、神様の声を代弁するためにおみくじで運勢もみてみましょう。

運勢:小吉

恋愛:父母に相談せよ


父母に相談
…だそうです。

娘が結婚できない理由を相談しろと…?(それは屈辱!)

願望には「他人の助けにあって思う様になります」と書かれていますね。

この「他人=父母」ということですかね。

縁談には「思う程に早くは叶わぬが気長くすれば吉」。

「思っているより時間はかかるけど、気長に待てばいいご縁が、親族からやってくる」ということなのか。

親族からやってくるいいご縁て、もうお見合い以外なくない?
できれば利家と松みたいに恋愛結婚したいけど。お見合いかぁ。(すでに確定事項)

でもお見合いもいいかもなぁ

戦も恋も勝負事。ここはひとつ、利家流恋愛の必勝法に従って、とりあえずはいつでも戦(お見合い)に出られるよう、褌(勝負下着)だけはいつもきれいにしておくことにします。
帰ったらまず、表参道の
BRADELIS New Yorkに行かないと。

 
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尾山神社

http://www.oyama-jinja.or.jp/

花の慶次~雲のかなたに~

http://www.hananokeiji.jp/index.html

BRADELIS New York

https://www.bradelisny.com/jp/

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