検索

御朱印帳をもって、美味しいものに出会う旅ー福岡 その3

最終日は、お土産を忘れずに!そして、あのお店で小旅行の総仕上げをします。【Bliss! Happy Foodie Life ーVol.37】


【3日目】

 

最終日の朝があけました。福岡へ来るとき、ホテルは朝食が付いていないプランを選びます。夜、ついつい、たくさん食べてしまうこと、そして、ランチもしっかり食べたいという理由から、朝ごはんを食べている余裕がないからです。旅行の締めくくりはゆったりとランチを楽しんで、余裕を持って空港へ行き、空港でお土産を買って帰るというプランが定着しています。ということで、朝早くから行動開始です。ホテルをチェックアウトした後は、荷物を博多駅のコインロッカーに預けておきます。博多駅内にはたくさんコインロッカーがあるのですが、それ以上の観光客がいるため、土日だと9時くらいでも、何箇所か探さないと空いているロッカーが見つからないようなこともありますので、要注意です。

 

まず、最初の目的地は、桜坂。地下鉄七隈線、または、バスで向かいます。

 

 

 

この付近は、お嬢様学校の筑紫女学園があったり、高級感漂うお住まいや、お洒落なお店があるところです。そんな素敵なところに、素敵で、美味しいパティスリー「Patisserie au fil du jour(オー フィル ドゥ ジュール)」があります。オーナーシェフの吉開雄資さんは、パリから帰国後、2015年の秋に地元福岡にお店をオープンされた方です。

 

 

パリにいるような雰囲気があるお店の入り口。気の焦るわたしは、オープン前に到着してしまい、ベンチに座ってオープンを待ちました。

 

 

ショウケースが少し曇ってしまっているのは、暑い外気が流れ込んだせい。美しいケーキが並んでいます。真ん中のケーキは、「Baba aux truffes (ババ オゥ トリュフ)」土日祝限定です。トリュフが綺麗に並んでいて、ババ好きなのに、持ち歩きがあるので、やむなく断念。暑さに耐えられそうなケーキ、タタンを選びました。ババ食べたかった!

 

オーナーシェフの吉開雄資さん

 

わたしが「Patisserie au fil du jour(オー フィル ドゥ ジュール)」を知ったのは、長崎の友人に教えてもらったからで、冬に福岡へ旅行した際、はちみつのケーキ「Le Miel」をいただいて、すっかりファンになってしまいました。以前は、東京へもイベントでいらっしゃっていたということですが、現在、定期的なイベントはないとおっしゃっていました。今年は春先に新宿伊勢丹で焼き菓子の販売があったのですが、ケーキはこちらのお店に行かないと食べられないので、福岡に行くときは、必ず行くお店になりました。シェフが手にしているのはバースデーケーキです。こんなバースデーケーキをプレゼントされたら嬉しいですね。

 

Pâtisserie au fil du jour (オー フィル ドゥ ジュール)

福岡市中央区桜坂1-14-9

tel: 092-231-8607

open: 10:00 AM - 7:00 PM

closed: 水曜日(連休になるお休みがあるので事前に確認をお願いします)

 

 

それでは、ランチへむかいます。最近では、福岡に行くたびに、最終日のランチで伺うようになっているレストラン「Maison Lafite(メゾンラフィット)」です。地方ガストロノミーの時代、と言われている昨今、「Maison Lafite(メゾンラフィット)」は10年前から地方ガストロノミーをお料理で表現してきたオーナーシェフ工藤健さんのレストランです。

 

 

ダイニングから見える風景は、里山。ウッドデッキの向こうには、緑色の田んぼが目に鮮やかです。緑は目に優しく、気持ちを穏やかにしてくれます。風景が食事をするための一つの要素になっていて、都会のレストランでは絶対に味わうことのできない醍醐味がここにはあるのです。

 

 

まず、アミューズから。トリュフの上に玉蜀黍のスープのエスプーマ。刻一刻と溶けていくので、写真を撮っている場合ではありません。お料理は10皿ほどで、ワインはペアリングでお願いします。この日は、熊本のワイン「菊鹿 シャルドネ」を飲むことができました。

 

 

グラスに注がれたワインを出されたら、日本のワインとは思わなかったはず。濃密なシャルドネです。入手困難なワインと聞いていましたが、それを飲むことができたのもラッキーでした。日本の、しかも熊本でワイン?自分の持つイメージは固定観念化しているようです。工藤シェフのように、自由な発想を持ちたい、ここに来るといつもそう思います。

 

 

とても綺麗な一皿は、イシダイとすもも、そして梅干しを使ったお料理です。本当にため息がでるくらい美しくて、イシダイの旨味にすももの果実味の柔な酸味、そして、もう少し強い梅干しの酸味が効いていて、外の暑さをすっかり忘れさせてくれる爽やかな味わいでした。絵画のような綺麗なお料理で、目もおなかも心も満ち足りる時間です。

 

 

こちらは、デザート。四角いのは、胡麻油のわらび餅、そして、日向夏とその上には抹茶のアイス。この胡麻油は、福岡県朝倉市の「平田産業」のこだわりの胡麻油。わらび餅と抹茶で和風のイメージがあるデザートなのに、胡麻油の風味がすることで、すこし韓国風なニュアンスもあり。色合いもとても綺麗です。

 

オーナーシェフの工藤健さん

 

 

食事が終わって、次の電車までの時間があるので(最寄りの駅は、新幹線が1時間に1本)、ちょっとお話をしました。工藤シェフは、福岡出身、地元で自分が好きなレストランを自分のペースでプロデュースしています。食べ歩きにも行かず、自ら外に向けて発信することはない。でも、お客さんは、福岡県内からのみではなく、わたしのように他府県からやって来る。何故なのでしょう?

 

「自分が好きなことをして、それを好きなお客さんが来てくれる。それがいいんです。」

 

あまりに、自由!情報に溢れている都会を余所目に、自分の「好き」を大切にして、それに導かれる方へ進んでいる。そうすると、それは「彼の独自性」になり、お客さんは、一度工藤シェフのお料理を食べると、すっかりそのスタイルの虜になってしまうようです。

 

 

 

Maison Lafite(メゾン ラフィット)

福岡県筑紫郡那珂川町西畑941

tel: 092-953-2161

open: ランチ    11:30~ / 13:30~【二部制】

         ディナー 18:00~22:00

closed: 不定休

 

 

 

(撮影機材 SONY Cyber-shot DSC- RX100M5、α6500)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Share
はてなブックマーク

おすすめ記事

関連記事

COLUMN

Follow us!
Follow us!