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3stories_愛と情熱から生まれた、歴代の「クレンジング オイル」とその変遷

1967年の「アンマスク」発表以来、現在までたくさんの「クレンジング オイル」を発売し、女性の肌と向き合ってきた。それぞれのアイテムには、生まれるべくして生まれたストーリーがあった。シリーズ2回目となる今回は、シュウ ウエムラとともに歩み続ける歴代「クレンジング オイル」を振り返る。

テカリや毛穴汚れなどの肌悩みに着目した、最新作。フレッシュな香りと軽い使い心地で肌をすっきりスピーディーに洗浄する。「フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル」150ml ¥3,000、450ml ¥8,000 シュウ ウエムラ

 

 

美しいメイクアップは、美しい素肌からはじまる(植村 秀)

 

まだ、「コールドクリーム」などしか日本にはなかった時代の1967年。“マジックオイル”と呼ばれた「クレンジング オイル」を初めて発売した、『shu uemura(シュウ ウエムラ)』。

 

1979年に発表された、「オブラン クレンジング オイル」。

 

 

その3年後の1979年には「オブラン クレンジング オイル」を発売。自然素材をふんだんに配合して作られた自然派化粧品で、当時の価格で1万5000円ほどしたというから大変に高価で、今でいうセレブリティのような方々の間で親しまれたものだったことは想像に容易い。自然派やオーガニックなど、今では一つのカテゴリとなり、多くの人の知るところとなった“ナチュラル”コスメだが、当時の日本では斬新で画期的な化粧品であったという。

 

「クレンジング オイル」から少し話が逸れるが、シュウ ウエムラでは早くからホリスティックビューティに注目をしていたという。それはきっと植村秀の生い立ちーー非常に裕福な家庭で育った。しかし、幼少時より体が弱かったそうだ。そんな植村でもできる仕事は何か、と考えた末に選び、志したのが、メイクアップアーティストだった。当時の日本には、男性のメイクアップアーティストは未だいなかった時代。メイクアップスクールに通ったときも男性は植村だけだったというーーが関係しているのではないか、と思えてならない。実際、“髪と肌は表裏一体である”という言葉を残し、ヘアケアアイテムは今もなお精力的にブランドとして取り組み続けている。

 

 

1988年に発表した、「ヒロ クレンジング オイル」、

 

 

そんな植村の生まれや家族についての考え方は、3作めとなる「クレンジング オイル」でも感じさせてくれる。1988年に発表された「ヒロ クレンジング オイル」は、肌の弱かった植村の母、廣子さんに捧げた一品だ。敏感肌用の誕生の裏には、母への愛情と敬意があった。

ブランドの黎明期を支えた3作を見ると、植村の基本的な考え方見えてくる。そしてその考え方から今も大きくは変わらないことがわかってくる。
その一つが、自然由来成分を高配合していること『アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル』は自然由来成分98%、「フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル」は自然由来成分99%という高い数値だ。
「シュウ ウエムラ」の製品づくりを支える考え方の一つに、“カタルシス美容”がある。これは、化粧水などなかった時代でも人はそれなりに美しい肌であったらしい。つまり肌は、それ自体に潤う能力は備わっている。そんな肌にも唯一できないことがある。それは、汚れを落とすこと。シュウ ウエムラが「クレンジング オイル」を重要視し続けるのには、この植村のこの思想が根底にあり、「シュウ ウエムラ」の綿々たる伝統である。

 

 

そして、今年=2018年3月に最新作「フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル」を発表。『シュウ ウエムラ』の「クレンジング オイル」の遺伝子を確かに感じさせてくれる。

 

 

シュウ ウエムラ

03-6911-8560

https://www.shuuemura.jp/

 

 

 

photograph:kimyongduck

text : Akira Watanabe

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