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【チケットプレゼント】『プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光』ー“絵画の黄金期”が再現されるー【MiLuLu】

【MiLuLu】では巷で話題の映画作品や美術展をご紹介!現在、国立西洋美術館で開催されている『プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光』。世界屈指の美の殿堂として知られるプラド美術館のコレクションから、スペイン絵画の巨匠ベラスケスの「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」をはじめ、彼と同時代にヨーロッパで活躍した巨匠達の作品が楽しめる本展覧会をご紹介します。

来日する門外不出の絵画作品

ヤン・ブリューゲル(父)、ヘンドリク・ファン・バーレン、ヘラルト・セーヘルスら《視覚と嗅覚》 1620年頃 マドリード、プラド美術館所蔵


世界屈指の美の殿堂として知られるプラド美術館は、16世紀以降のスペイン王家によって収集された、スペイン、イタリア、フランドル絵画を中心に、1819年に王立の美術館として開設されました。17世紀のスペインは、ベラスケスをはじめとし、リベーラ、スルバラン、ムリーリョなどの大画家を輩出しました。彼らの芸術をはぐくんだ重要な一因に、歴代スペイン国王が絵画を愛好し、収集したことが挙げられます。本展覧会ではベラスケスの作品7点を軸に、17世紀絵画など61点を含む約70点で構成されており、フェリペ4世の宮廷コレクションを中心に、アートシーンを再現しています。

 

 

マネに発見された絵画巨匠ベラスケス

ディエゴ・ベラスケス《狩猟服姿のフェリペ4世》
1632-34年 マドリード、プラド美術館所蔵


“絵画の黄金時代”といわれる17世紀のスペイン王室で、宮廷画家として活躍したディエゴ・ベラスケス(1599-1660)。スペイン王室に膨大な絵画のコレクションを築いた、稀代の美術コレクターである国王フェリペ4世の庇護を受け、王室コレクションのティツィアーノやルーベンスの傑作群から触発を受けて大成し、スペインにおいて絵画芸術が到達し得た究極の栄光を具現した存在でした。ベラスケスは「狩猟服姿のフェリペ4世」のような国王やその一族の肖像画以外にも、「バリェーカスの少年」のような当時宮廷に仕えた慰み者の矮人や道化も描いています。その作品はスペイン王室に秘蔵とされ、国外に広く認知されることはありませんでしたが、“印象派の父”と称されるマネによって再発見されて以降、後世の芸術家たちにも大きな影響を与えた、西洋美術史における重要な画家として広く知られるようになりました。

 

 

ベラスケスの無差別な眼差し

ディエゴ・ベラスケス《バリェーカスの少年》
1635-45年 マドリード、プラド美術館所蔵


当時のスペインの宮廷には人々を楽しませるために、矮人や道化などが慰み者として仕えていました。「バリェーカスの少年」のモデルであるフランシスコ・レスカーノは、王太子の遊び相手として仕えた矮人です。ベラスケスはモデルの特徴である短い脚や大きな頭部など包み隠さず描いています。当時、王や王族を描くときには個性を出し過ぎてはならない、品位を落としてはならないなど様々な制約があり、ベラスケスが自由に表現することは難しかったそうです。しかし、モデルの個性を引き出したいという願望に応えてくれるのが、身近にいた彼らのような慰み者の存在でした。王族の肖像画にはないベラスケスの自由な試みのもと、その姿を歪曲させることなくありのままに描き、そこに人間としての尊厳を表現しています。

 

 

革新性とリアリズムの追求


 

本展覧会のメインビジュアルにもなっている「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」のモデルは、フェリペ4世の長男として生まれたバルタサール・カルロス(1629-1646)です。広大なグアダラマ山脈の風景をバックに、指揮棒を掲げて凛々しく馬の両前脚を高く上げている姿は、王族の未来の確かさと明るさを示しているそうです。「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」のカルロスが纏っている衣服などにも見られるように、近くから見ると形を成さない色の集積が、距離を置くことでひとつの形をなすといった、画面全体のリアリズムを作り上げるためのマクロな写実を取り入れています。まさにモザイクの先駆けですね!

 

 

コレクションから導き出せる真髄

(右)フアン・バウティスタ・マイーノ《聖霊降臨》1615-20年
(左)マッシモ・スタンツィオーネ《洗礼者聖ヨハネの斬首》1635年頃
いずれも、マドリード、プラド美術館所蔵


会期中には、展覧会関連のスライドトークや講演会だけでなく、ベラスケスの生きた時代の音楽に触れるコンサート。そして、プラド美術館全面協力で制作された映画作品「謎の天才画家 ヒエロニム・ボス」の上映会が開催されます。本展覧会では、絵画巨匠ベラスケスが手がけた作品から、まとまった数で貸し出される大変貴重な機会であることはもちろん。リベーラ、スルバラン、ムリーリョなどの芸術家の作品も出展され、“黄金時代”のアートシーンを再現しています。幅広いプラド美術館の魅力的なコレクションから、アートの真髄に触れてみてはいかがでしょうか。

 

 

【情報】

 

プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光

 

会場:国立西洋美術館

会期:2018年2月24日(土)~2018年5月27日(日)

時間:午前9時30分~午後5時30分

  毎週金・土曜日:午前9時30分~午後8時

  ※入館は閉館の30分前まで

休館:月曜日(ただし、3月26日(月)と4月30日(月)は開館)

6月13日(水)〜10月14日(日) 兵庫・兵庫県立美術館を巡回します。

 

【プレゼント応募】

本展覧会の無料鑑賞券をプレゼント致します。

件名に【『プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光』チケットプレゼント】に加え、
下記の情報を記入の上、
info@pelulu.jp宛にメールにてご応募下さいませ。

 

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応募締切日:5月7

プレゼント当選者は発送をもって代えさせていただきます。

 

 

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