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展示会巡り「大日本市」と「ててて見本市」を訪ねてみましたー「大日本市」編

「Made in Japan」の新発見。日本全国から集まった「ものづくり」の素敵さに触れました。

 

少し前になりますが、素敵な展示会に行ってきました。

一つは、「中川政七商店」主催の「大日本市」。「大日本市」は、全国の工芸品を中心としたものづくり企業を対象に、定期的に開催されている合同展示会です。24回目となる今回は、53社59ブランドが出展。港区湾岸にあるスタジオの2フロアーに日本の地域ごとのブースを設置し、作り手さんによる実践、各産地の郷土菓子でのもてなしなど、来場する人たちが「全国の産地をめぐるように」日本のものづくりとの「出会い」が”体験”できる仕組みになっていました。

出店者の中には、工芸品の産地から食品メーカーさんも出展されていて、「ヒト、モノ、コト」をトータルで体験できるというコンセプト。一気にその世界観に引き込まれます。

では早速、気になった「モノ」を紹介していきますね。

 

「builderino」

“ビルダリーノ”は小さな棟梁。英語builderとイタリア語の接尾語-inoの造語。創業1925年 旧「直井装身具」(現 株式会社アクセサリーマルタカ)が新しく展開するアクセサリーブランド。東京墨田の下町の技術が生きている、ハンドメイドの繊細なアクセサリーが並んでいました。小さなパーツを手作業で組み合わせて、唯一のアクセサリーが出来上がります。「下町ロケット」のような大きな夢の対局にある、女性の日常の喜びを丁寧に作り続けている下町の会社です。繊細な作りは、還暦を超えた職人の匠の技。「若い作り手がいない」という、どこにでも共通する悩みを抱えているとおっしゃっていました。日本人の体型、皮膚の色、顔立ちにあったアクセサリー。出来上がった、この指輪は、長さ5mmほどのパーツ一つずつを組み合わせてできています。若いデザイナーではなく、還暦を超えた職人の作る美しいバランスとセンス、そして素材を活かしたデザイン。素材を知り尽くした職人による表現、確かな技術に裏付けされた安心感、安定感があります。そして、何より、身につけていて、負担に感じることが全くありません。

 


 

このピアス(左)は、1mmほどのパーツを一つずつ、ランダムに組み合わせて作られています。左右ももちろん全く同じではありません。全く同じ、がありえないのが魅力です。

 

 


 

builderino

株式会社アクセサリーマルタカ

東京都墨田区本所1-8-10

tel:03-3625-1587

http://builderino.com

 

 

続いて、「華密恋(カミツレン)」

ブース全体がナチュラルなイメージでいっぱいです。カミツレエキス100%の薬用入浴剤です。カミツレはハーブの女王と呼ばれていて、4000年以上も前から薬草として親しまれている「ジャーマンカモミール」の和名です。日本でも、カモミールティーは有名ですね。植物の薬理効果を使って、不調を治し、自身の治癒力を高めるという植物療法(フィトセラピー)が盛んなヨーロッパでは、肌への効用もよく知られているカモミール。優れた保湿力があり、お肌のトラブルを鎮めることから、スキンケアとして使われているということ。カミツレ研究所が、1982年の創業以来、農薬を使わず有機肥料で栽培した国産のカモミールを独自の製法で抽出した、カミツレエキス100%の薬用入浴剤が「華密恋」赤ちゃんから年配の方まで、年齢や性別を問わずに安心して使ってもらえるという、「肌に余計なものは一切入れない」という製法を守り続けています。この日は入浴剤の他にも、クリームやスキンバームなども展示されていました。日本で初めてビオホテル認証を受けた「八寿恵荘」という宿泊施設が併設されていて、そこではカミツレエキスがたっぷり入った「華密恋の湯」を楽しめる日帰り入浴も楽しめるということです。

 


 

これがカミツレエキスの原液。「華密恋」のカミツレエキスは、カモミールの花だけでなく葉や茎など、全草から作られているのが特徴です。お風呂に入れるとほんのり色がつくかな?というくらいで、柔らかな優しい香り。本当にリラックスできます。これは、カミツレの花が綺麗な時期に、是非、「八寿恵荘」に行きたい!と思わずにいられません。

 

 


 

株式会社カミツレ研究所

住所:東京都江東区塩浜2-25-14

TEL:0120-57-8320

www.kamitsure.co.jp

 

カミツレの宿 八寿恵荘

住所:長野県北安曇郡池田町広津4098

TEL:0261-62-9119

www.yasuesou.com

 

 

さて、次は、美味しいもの、「大地のおやつ」です。

小袋に入ったお菓子が並んでいます。素朴な雰囲気で、昔懐かしい感じです。三重の「和菓子職人まっちん」と岐阜の「老舗油問屋 山本佐太郎商店」が出会って生まれた「大地のおやつ」

「僕たちがめざすのは、三十年後も愛されるおやつ作り」とおっしゃるように、味見させていただいたお菓子は、どれも懐かしい、安心感のある素朴な味がしました。カラダに優しいおやつです。オンラインショップで購入できます。

 

 


 

お土産に「ともだちビスケット」をいただいてまいりました。

ショートニング不使用で、昨年11月11日に発売になったばかり。パンフレットに「シンプルでまっすぐなビスケット」とあるのですが、パッケージもビスケットも、シンプルで、ダイレクトに美味しさが伝わってきます。

 


大地のおやつ https://www.m-karintou.com/

 

 

ちょっと気になったブランドを紹介します。

 

「KOSEN」

新しい鍋島焼。鍋島焼は、1975年、佐賀県有田・伊万里地域で将軍への献上品を作るために、鍋島藩が築いた藩窯に始まりました。それ以降、将軍や大名だけしか使うことができなかった最高の品、「大名の日用品」として引き継がれてきた鍋島焼。時代が変わり藩窯から民窯へ姿を変えたものの、一般の人たちが使う機会はなく、鍋島焼を見るには、美術館にいかなくては見ることができない状況でした。KOSENは、「大名の日常品」だった鍋島焼を私たちが日常に使う陶磁器へ、非日常から日常へと、虎仙窯が作った新しいブランドです。古くからある模様をモダンに変え、特徴のある3種類でお皿とコップが出来上がりました。一般の陶磁器にあるようなブランドのロゴは、器の表には一切なく、内側にあり、それは、鍋島藩の殿様への献上の品だった鍋島焼の伝統を感じさせる計らいです。ロゴをさらすことは、使う方にとって、失礼にあたる、いう当時からのしきたりは守られたまま、新しい鍋島焼が誕生しました。

 

写真は、左から「色鍋島」「鍋島染付」「鍋島青磁」を現代風にデザインしたKOSENブランドの作品。


また、とても綺麗だったお茶碗、煎茶碗。希少な国内唯一の天然政治の釉薬を何度も重ねた鍋島青磁は、独特の青色がとても美しく、釉薬によって厚みが増すため、丈夫であることも魅力です。煎茶茶碗を重ねた姿はオブジェのように素敵。


こちらは、色鍋島リバーシ。こんな綺麗なリバーシ、ゲームをするもよし、飾るもよし、ですね。プレゼントでもらったら、とても嬉しい!


KOSEN

窯元:鍋島 虎仙窯  担当者:川副隆彦

ギャラリー

住所:佐賀県伊万里市大川内町乙1823-2

TEL:0955-22-3095

Instagram:kosen_nabeshima

 

 

「KUTANI SEAL」

「九谷焼をみなさんの身近に」をテーマに、九谷の和絵具による転写シール(プリント技術)を用いた可愛らしくておめでたい九谷焼と、シールを貼って自分のオリジナル九谷焼を作るブランドです。九谷焼は本来職人が筆で絵付けをしますが、あらかじめ印刷された文様をシールのように器に貼付け、その後窯で焼く製品を量産するプリント技術があります。それを気軽に使って遊んでみようというのが KUTANI SEAL です。まず目についたのが、最近の猫人気を反映した猫プリント。「ネコ・ジェラシー」というネーミングも面白く、なかなかシュールな表情の猫が描かれています。こちらは製品の販売になり、オンラインショップで購入できます。


そして、干支の戌年にちなんだ戌年限定プリントの豆皿のセットや、定番の「わんわんのペロペロスプーン」のセットがありました。図柄は 柴犬、シュナウザー、ポメラニアン、チワワ(スムース)、ミニチュアダックスの5種類。


シールを自分が好きな場所に転写し、それを窯元へ送り、窯で焼いてもらって、手元へ返送されるというKUTANI SEALキットも販売されています。こちらは、花型皿の「大黒シールセット」というキットです。縁起の良さそうな図柄を自分でアレンジしてシールを貼れば、自分だけのお皿が出来上がります。

 

合同会社上出瓷藝
住所: 
石川県能美市吉光町ホ65
TEL:0761-57-3344
http://www.choemon.com

 

 

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