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ひとりで行きたい、そんな行きつけのお店、店主の個性が魅力の荻窪「和庵」【Bliss! Happy Foodie Life ーVol.29 】

疲れた時に足がむいてしまう、美味しくてカラダとココロが癒される小料理屋さん I ain't no Foodie! 至福の時間は美味しいときに訪れる  食べて!飲んで!恋をして!

 

例えば、「相棒」で鈴木杏樹が女将をしている「花の里」のような小料理屋さん、実際にもあるのだろうけど、どこにあるのだろう?なんとなく行きつけになって、笑って話すときもあれば、しんみりと飲むときもある、自分の時間を過ごせるお店。そして、何より、美味しいものがたくさんある。今回ご紹介するのは、そういうお店です。仕事で疲れちゃった、ちょっと美味しいものを食べて、お酒を飲んで、寄り道して帰りたい時に足が向いてしまう「和庵」。おひとりさまの楽しい時間を過ごします。

 

荻窪は、土日の中央線が止まる駅で、東京メトロ丸ノ内線の始発駅で、LUMINEもある駅なのに、なんとなく存在感が薄い街。駅を挟んで南口には大田黒公園があり大きなお屋敷も多い住宅街、北口は商店街というイメージです。駅ビルのLUMINEは地元のお店と西友が入ったタウンセブンが繋がっていて、地階では古くから営業している地元のお魚屋さんや八百屋さんがあります。庶民的な街、です。「和庵」は荻窪駅西口の日の出街という小さな商店街にあります。近所のお店は女の子のいるお店もあったりで、最初は少し戸惑います。

 

カウンターだけの小さなお店。店主の和子さんひとりで切り盛りしていらっしゃいます。店内は和子さんの人柄を感じる、粋でさっぱりした気持ちのいい空間。カウンターに座ると、ひとりの時間が始まるけれど、和子さんとお客さんは一対一の距離感が保たれる心地よさ。ひとりずつに、その場で用意してくれるおしぼりを渡してくださって、おひとりさまの小宴会が始まります。

 

まず、お通し

少量ずつ、色々な味を。昆布締め、せりの御浸し、小さなわかさぎ、ふわふわはんぺん、ホタルイカと柚子胡椒(左から)

 

さて、この季節が今年も始まった、そう、白子ポン酢

トゥルントゥルン!ほとんど生の食感で、本当に口の中でとろけます。いくらでも食べられる。これまで食べたことのある白子は、トロントロンという味わいが普通だったに、この白子は、甘くて、卵の白身みたいなゾル状のものに覆われていて、新鮮でないと食べられない一品。この日の白子は「魚耕」から。荻窪には、「魚耕」と「東信水産」という品揃えも豊富で、生きのいい魚を売っていると評判の、二つの魚屋さんがあります。「和庵」で使うお魚は、和子さん自らが両方のお店をしっかり見て仕入れているとおっしゃってました。

 

あまりに美味しすぎたので、お代わり、ということで、今度は、焼き白子

軽く焼いた白子、一口噛むと、トロッときます。シンプルにお塩だけでいただきます。

 

そして、わかさぎの南蛮漬け

お通しの小さなわかさぎは揚げるの大変、とおっしゃってました。こちらのわかさぎは、小さめの普通サイズ。和子さんの味は、小気味良いです。お酒が進む味付けの具合が、長居を促すのです。

 

さて、実は、和庵の目玉は、お漬物です。和子さんのぬか床はなんと26年になるという貴重なもの。大事にされているぬか床につけられた美味しいお野菜は、絶対に食べたい一品。漬けられる食材は季節によって変わるので、お漬物で季節を感じます。なんでも、漬けられてます。

 

和庵に集まるお客さんは、食通の方が多くて、カウンターでお隣同士になると、話題は美味しいものの話になって、疲れた気持ちで寄り道したのに、お店にいるうちに、笑顔になって、知り合いも増えて、帰る頃にはほっとする気分になっています。こういうお店は大切だなと思うようになったのは、大人になったからでしょうか。そう、大人が集う場、なんですね。

 

白子があまりに美味しかったので、連日で足を運んだら、「昨日もきたから、今日のお通しは違うのよ」って

右はラムレーズン、凍った状態で出てきて、ゆっくり食べます。隣のパウンドケーキ、大人の味。

 

もう少し食べる?

はい、といただいたこちら、ラム酒がたっぷり。美味しいケーキで、この夜はデザートまでいただきました。

 

 

和庵

住所:東京都杉並区上荻1-15-9

TEL:03-3220-2370

営業時間:火〜金 18:00〜23:00(L.O)

     祝 18:00〜21:30(L.O)

お休み:日曜・月曜

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