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名品コスメピックアップ。『資生堂』初の化粧品「オイデルミン」に込めた思いとは【オイデルミンの魅力②】

前回の第一回でも触れたが、オイデルミン(EUDERMINE)の名は、よい皮膚の意味を持つ造語であり、その願いを込めて作られたものだ。資生堂に現存する古い資料(「高等化粧料発売目録」(1898年))には“「皮膚を艶美(うつくしく)滑澤(滑らか)ならしむる」高等の化粧料とあり、当時の社長である福原有信は、確かな自信をもってして世に送り出した。 その「オイデルミン」に込めた思いとはどんなものであるのか?

1897から1952年に発表された、歴代の資生堂オイデルミン

 

「以上各種の化粧料は医科大学教授理学博士長井長義先生の考案により、今般弊堂において製造発売せるものにして、その品質の良好その体裁の優美なる真に高等化粧料の名に背かざるは弊堂の深く信ずるところなり」(「おいでるみんvol.3」より)の言葉から何を想像するだろうか。

 

当時の販売価格は、1箱3個入りで75銭。明治20年代の金額は想像し難いが、米一升が9銭ほどだったそうであることから、大変に高価なものであったことは言うまでもない。そんな金額で発売していた化粧水とは、どんなものだったのかーー「おいでるみんvol.3」の記載によれば、「肌を柔らかくし、汚れをおとす「柔軟・ふきとり化粧水」ということになる」という。誰にでも絶対的に必要なケアとは肌を清潔且つ柔軟に保つことであると考えるのは、今も昔も変わらない。

加えて、人は柔らかい肌を好む生き物だ。そんな願いを1本で叶えることを目的に作られた、化粧品「オイデルミン」は、女性たちの日常にそっと寄り添うものだったのだ。  明治初期に流通していた「化粧水」は、江戸時代から続くその文化=自然植物から作られるものに化学的な処方をほんの少し加えたものであったという。その時代の中で、誕生した「オイデルミン」は、多くの女性の肌はもちろんのこと、意識をも変化させたのではないか。

アルカリ性から中性化粧水へーーグリセリンに似た成分であるリスリンや、「“薫香馥郁として花園に遊ぶ思い”を与える」ほどの芳香を加えた化粧水である。(「おいでるみんvol.3」より) 私たち女性の“柔らかくて美しい肌”を目指す美への果てしない探究心に対して、余分な皮脂や汚れをとり、肌を柔らかくしっとりさせる「オイデルミン」で応えた。

右:資生堂オイデルミンG(G)125ml ¥6,000(税抜)、左:資生堂オイデルミンG(L)200ml ¥8,000(税抜)(資生堂インターナショナル)

http://www.shiseido.co.jp/eudermine/

 

 

 

0120-81-4710(資生堂お客さま窓口)

 

 

photograph:kimyongduck
text : Akira Watanabe

 

 

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