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100年以上もの間愛され続ける、資生堂のアイコン【オイデルミンの魅力①】

思想家にして美学者のかの柳宗悦氏はこう言ったという、「健やかさこそ、美の最たるものだろう」と。 化粧品メーカーとしての資生堂の黎明期を支え、代表作として知られるオイデルミン。この誕生に至った歴史背景や資生堂という会社の提案する商品について考えた時、この言葉をふと思い出した。

1897年に発表された資生堂オイデルミン(レプリカ)

 

 

 

オイデルミンが誕生したのは、1897(明治30)年。

今年120歳を迎えたスーパー長寿の化粧品は、資生堂のシンボルである花椿マーク(1915年)とともに歩んできたと言っても過言ではない。

資生堂の歴史は1872(明治5)年まで遡る。民間では初めての洋風調剤薬局として始まった。とはいえ、今の化粧品メーカーとしての印象とは大きく異なり、日本はで初めてのビタミン剤と伝えられる「脚気丸」などの売薬を製造、販売したという。

製薬会社の経営にも携わってもいた、創業者福原有信らしさを感じさせてくれる。 そんな資生堂から最初の化粧品として3品を発表し、発売されたうちの一つが化粧水オイデルミンであった。これから永く続く資生堂の歴史を生み出した“その”商品の産声は、当時の日本女性を大いに驚かせ、期待と喜びを抱かせたに違いない。「上等な舶来品を思わせる典雅なガラスびんに入ったオイデルミンは、ルビー色とも赤ワインともいえる独特の赤い色で人々を驚かせ、自らを印象づけた」という資料(「おいでるみんvol.3」)の言葉にも頷ける。その赤い水に「オイデルミン」という名を付した。

そもそもオイデルミンとは、「良い」「皮膚」を意味するギリシャ語のオイ(EU)とデルマ(DERMA)から作られた言葉=造語であり、処方した帝国大学の理学・薬学博士の長井長義によって付されたそうだ。当時、センセーショナルにデビューしたこの「赤い水」の目指した“良い皮膚”とはどのようなものであったのだろうか。次回、商品に込めた思いを考えてみたい。 創業125周年および化粧品事業100周年を迎えた1997年に発売された、資生堂オイデルミン(グローバル)はモダンでクールなパッケージで今を生きる女性たちの肌をパワフルに潤い満たす。

資生堂オイデルミンG(G)125ml ¥6,000(税抜)、資生堂オイデルミンG(L)200ml ¥8,000(税抜)

(資生堂インターナショナル)

http://www.shiseido.co.jp/eudermine/

 

 

0120-81-4710(資生堂お客さま窓口)

 

photograph:kimyongduck
text : Akira Watanabe

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